伝説のレゲエ映画を綴る書籍『ロッカーズ・ダイアリー』


◆『ロッカーズ・ダイアリー』関連写真
この書籍は、多くのアーティストに影響を与えた映画『ロッカーズ』のセオドロス・バファルコス監督が、映画では描かれなかったジャマイカでの出来事、1970年代のニューヨークの音楽・アートシーンなどを、さながらロードムービーのように記したもの。掲載写真126点は全て著者撮影によるもので、文中の出来事とリンクして挿入されており、当時の情景を鮮明に蘇らせるものとなっている。

映画『ロッカーズ』は、当時のジャマイカの音楽シーンやラスタ文化がありのままに表現されており、その後世界中に広まるレゲエ・ブームはここから始まったと言っても過言ではない。1979年のカンヌ映画祭の監督週間で上映された本作は各方面から高い評価を受け、30年もの年月を経て2010年2月にはブルーレイ版も発売となり、今なお衰えない人気を博している作品だ。
そんな作品とあわせ、ギリシャ・アンドロス島からニューヨーク、そしてジャマイカ・キングストンへの旅を追体験できる1冊が『ロッカーズ・ダイアリー』なのだ。
『ロッカーズ・ダイアリー』
2,993円(税込)
菊判変形 ハードカバー 272ページ
ISBN978-4-309-90876-2 C0073
発行:アップリンク
発売:河出書房新社
この記事の関連情報
HAN-KUN、RED SPIDER、BES、CHEHONら出演<REGGAE SUPER POWER>今週末開催
名古屋・栄のど真ん中で東海地区最大のレゲエフェス開催
8年目の<REGGAE SUPER POWER>、6月に開催決定
レゲエ映画の金字塔、『ハーダー・ゼイ・カム』日本公開決定
【ライブレポート】<渋谷レゲエ祭2013>、熱狂の5時間
【nexusニュース】「横浜レゲエ祭」1年の沈黙を経て、復活を発表
16人の女性レゲエシンガーによるコンピ、『女子レゲエ~Irie Life~』発売
洋楽レゲエコンピの人気シリーズ“ラガ・バッシュ”、2年ぶりの登場
人気レゲエ・コンピ『涙レゲエ』最新作は“元気泣き”