エイジア、伝説の4人が完成させた待望のニュー・アルバム『OMEGA』リリース
イエス、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、キング・クリムゾン、バグルス等のメンバーをフィーチュアした1980年代ロック界を代表するスーパー・グループ、エイジアが、待望のニュー・アルバム『Omega』を4月21日(水)にリリースする。
2006年、オリジナル・メンバーのジェフ・ダウンズ、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジョン・ウェットンがエイジアとして再結成。ワールド・ツアーを大成功させたほか、『Fantasia: Live In Tokyo』と題された2枚組ライヴ・アルバム&DVDの発売、アメリカBillboardチャートで73位やヨーロッパ各国でもベスト100以内にランクインした2008年度作品『Phoenix』の発売など、エイジアの再結成は各方面で大きな話題を呼んだ。
元々は、バンドの結成25周年を祝うために企画された再結成だったが、これがいつの間にか現在進行形の新たな試みへと姿を変えていくこととなり、2008年にアルバム『Phoenix』を発表。オリジナル・メンバーでの活動続行をアピールした。そして、今回発売となるニュー・アルバム『Omega』は、メンバーの変わらぬ才能を存分に引き出した復活作と呼ぶに相応しい作品となった。時の試練を耐え抜いたメンバーは、今まさにその音楽人生を満喫していると言える。
「『Omega』では今までとは違う作品を作ろうと思っていた」とキーボーディストのジェフ・ダウンズは語る。「もちろん、エイジアの4人で一緒に作った作品は、必ずや折紙つきのサウンドに仕上がるだろう。それはむしろ当然のことだ。しかし、今回の曲作りではさらなるヴァラエティーを楽曲に取り入れることを念頭に置いて作業を進めた。アルバムを聴けば、今までに到達したことのないような質感を聴き取ることができるに違いない」
さらに、リード・ヴォーカリストのジョン・ウェットンは次のように語っている。「エイジアはポップな側面を持ったイギリスのプログレ・ロック・バンドだ。今までもそうだったし、これからもずっとそうだ。親しみやすく、メロディックでアンセムのような楽曲に優れた演奏、豪華なオーケストレーションは健在だ。そしてどんなにひねくれた心の中でもメランコリックな気持ちにさせてくれるような歌詞がこのバンドの特徴だ。コンセプトを持たずとも『Omega』はエイジアの伝統という素晴らしいテーマを持ったアルバムだ」
スティーヴ・ハウも「レコーディングのプロセスそのものから想像を掻き立てられ、とても有意義な時間だった。そしてその結果にもとても興奮しているよ」とコメントを付け足してくれた。
またドラマーのカール・パーマーは「とても強力な個性を持った楽曲の数々だ。作業はとてもスムーズだったし、間違いなく今までの中でもベストと呼べるような作品だ」と語っている。
過去のエイジアの人気作品と同様に、今回のアルバム『Omega』も有名アーティストのロジャー・ディーンによってアルバム・ジャケットのアートワークが描かれている。タイトル『Omega』のコンセプトと寅年というコンセプトから、エイジアらしいデザインに仕上がっていると言っても過言ではない。
ジョン・ウェットンはこのことについて次のように語っている。「アルバムに収録されている楽曲もそうだが、『Omega』というタイトルはとてもエイジアらしい。ファンなら誰もが納得してくれるに違いない。Omegaという言葉を使っているからと言って、これが最後の作品になるという意味ではない。Alphaが「最初」という意味でありながらも、アルバム『Alpha』が最初でなかったのと同じようにね。Omegaという言葉の響きや見た目が素晴らしいのと、『Alpha』に対するブックエンド的な作品にしたいという意味で言葉を選んだと思ってもらえればいいだろう。音楽的にもコンセプト的にもこの2枚のアルバムには共通点がいくつもあるからね」
ジェフ・ダウンズは、「4月中旬からヨーロッパ・ツアーを開始し、そのまま続けて5月中旬は日本ツアーを予定している。『Omega』という新たな作品がリリースされ、さらにレパートリーが増えたわけだから、今度のツアーのセットリストを考えるのも楽しみだ」と語っている。
ヨーロッパ・ツアーと日本ツアー終了後、エイジアは2010年夏にアメリカ・ツアーも予定している。また、ニュー・アルバム『Omega』の日本盤にはボーナス・トラックが1曲収録される予定となっている。
不死鳥のごとく甦った幻想世界は新しい輝きを放ち、シーンを照らす。壮大なロマンを追い求め、伝説の4人が再び歩み始める音の世界を楽しんでほしい。
『Omega』
2010年4月21日発売
KICP-1470 \2,800(tax in)
1.Finger On The Trigger
2.Through My Veins
3.Holy War
4.Ever Yours
5.Listen Children
6.End Of The World
7.Light The Way
8.I’m Still The Same
9.There Was A Time
10.Drop A Stone (*日本盤ボーナス・トラック)
11.I Believe
12.I Don’t Wanna Lose You Now
(P)&(C) 2010 FRONTIERS RECORDS Licensed by Frontiers Records s.r.l.
<来日公演日程>
5/13(木)渋谷C.C.Lemonホール
5/14(金)渋谷C.C.Lemonホール
5/15(土)神奈川県民ホール
5/17(月)グランキューブ大阪
5/18(火)名古屋市公会堂 大ホール
[問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999
◆チケット購入ページ
◆エイジア レーベルサイト
2006年、オリジナル・メンバーのジェフ・ダウンズ、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジョン・ウェットンがエイジアとして再結成。ワールド・ツアーを大成功させたほか、『Fantasia: Live In Tokyo』と題された2枚組ライヴ・アルバム&DVDの発売、アメリカBillboardチャートで73位やヨーロッパ各国でもベスト100以内にランクインした2008年度作品『Phoenix』の発売など、エイジアの再結成は各方面で大きな話題を呼んだ。
元々は、バンドの結成25周年を祝うために企画された再結成だったが、これがいつの間にか現在進行形の新たな試みへと姿を変えていくこととなり、2008年にアルバム『Phoenix』を発表。オリジナル・メンバーでの活動続行をアピールした。そして、今回発売となるニュー・アルバム『Omega』は、メンバーの変わらぬ才能を存分に引き出した復活作と呼ぶに相応しい作品となった。時の試練を耐え抜いたメンバーは、今まさにその音楽人生を満喫していると言える。
「『Omega』では今までとは違う作品を作ろうと思っていた」とキーボーディストのジェフ・ダウンズは語る。「もちろん、エイジアの4人で一緒に作った作品は、必ずや折紙つきのサウンドに仕上がるだろう。それはむしろ当然のことだ。しかし、今回の曲作りではさらなるヴァラエティーを楽曲に取り入れることを念頭に置いて作業を進めた。アルバムを聴けば、今までに到達したことのないような質感を聴き取ることができるに違いない」
さらに、リード・ヴォーカリストのジョン・ウェットンは次のように語っている。「エイジアはポップな側面を持ったイギリスのプログレ・ロック・バンドだ。今までもそうだったし、これからもずっとそうだ。親しみやすく、メロディックでアンセムのような楽曲に優れた演奏、豪華なオーケストレーションは健在だ。そしてどんなにひねくれた心の中でもメランコリックな気持ちにさせてくれるような歌詞がこのバンドの特徴だ。コンセプトを持たずとも『Omega』はエイジアの伝統という素晴らしいテーマを持ったアルバムだ」
スティーヴ・ハウも「レコーディングのプロセスそのものから想像を掻き立てられ、とても有意義な時間だった。そしてその結果にもとても興奮しているよ」とコメントを付け足してくれた。
またドラマーのカール・パーマーは「とても強力な個性を持った楽曲の数々だ。作業はとてもスムーズだったし、間違いなく今までの中でもベストと呼べるような作品だ」と語っている。
過去のエイジアの人気作品と同様に、今回のアルバム『Omega』も有名アーティストのロジャー・ディーンによってアルバム・ジャケットのアートワークが描かれている。タイトル『Omega』のコンセプトと寅年というコンセプトから、エイジアらしいデザインに仕上がっていると言っても過言ではない。
ジョン・ウェットンはこのことについて次のように語っている。「アルバムに収録されている楽曲もそうだが、『Omega』というタイトルはとてもエイジアらしい。ファンなら誰もが納得してくれるに違いない。Omegaという言葉を使っているからと言って、これが最後の作品になるという意味ではない。Alphaが「最初」という意味でありながらも、アルバム『Alpha』が最初でなかったのと同じようにね。Omegaという言葉の響きや見た目が素晴らしいのと、『Alpha』に対するブックエンド的な作品にしたいという意味で言葉を選んだと思ってもらえればいいだろう。音楽的にもコンセプト的にもこの2枚のアルバムには共通点がいくつもあるからね」
ジェフ・ダウンズは、「4月中旬からヨーロッパ・ツアーを開始し、そのまま続けて5月中旬は日本ツアーを予定している。『Omega』という新たな作品がリリースされ、さらにレパートリーが増えたわけだから、今度のツアーのセットリストを考えるのも楽しみだ」と語っている。
ヨーロッパ・ツアーと日本ツアー終了後、エイジアは2010年夏にアメリカ・ツアーも予定している。また、ニュー・アルバム『Omega』の日本盤にはボーナス・トラックが1曲収録される予定となっている。
不死鳥のごとく甦った幻想世界は新しい輝きを放ち、シーンを照らす。壮大なロマンを追い求め、伝説の4人が再び歩み始める音の世界を楽しんでほしい。
『Omega』
2010年4月21日発売
KICP-1470 \2,800(tax in)
1.Finger On The Trigger
2.Through My Veins
3.Holy War
4.Ever Yours
5.Listen Children
6.End Of The World
7.Light The Way
8.I’m Still The Same
9.There Was A Time
10.Drop A Stone (*日本盤ボーナス・トラック)
11.I Believe
12.I Don’t Wanna Lose You Now
(P)&(C) 2010 FRONTIERS RECORDS Licensed by Frontiers Records s.r.l.
<来日公演日程>
5/13(木)渋谷C.C.Lemonホール
5/14(金)渋谷C.C.Lemonホール
5/15(土)神奈川県民ホール
5/17(月)グランキューブ大阪
5/18(火)名古屋市公会堂 大ホール
[問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999
◆チケット購入ページ
◆エイジア レーベルサイト
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