故ジョン・ウェットンの妻、エイジアの新ラインナップでのツアー開催批判に声明

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エイジアの創設メンバーの1人であるジェフ・ダウンズ(Key)が、先週、新ラインナップでエイジアのツアーを開催すると発表し、一部ファンから「エイジアと名乗るべきではない」と批判の声が上がっていることに、創設メンバーで2017年に亡くなったジョン・ウェットンの妻リサさんが声明を出した。

ダウンズは、イット・バイツ/フロスト*のジョン・ミッチェル(G)、元プラネット・エックスのヴァージル・ドナティ(Dr)、Harry Whitley(Vo,B)と共に、この夏、北米で<The Heat Of The Moment>と名づけたツアーを行う。

エイジアはこれまでもラインナップを繰り返しライヴ活動を続けてきたが、今回はカール・パーマー(Dr)が不在で、ガッカリしたファンは少なくなかったようだ。

そんな不満の声を耳にしたリサさんは、「私が愛した夫、ジョン・ウェットンは人生の終わりが近づいていると悟ったとき、自分の音楽的レガシーは親しかった人たちに守ってもらうのが自分の望みだと、真剣に明かしていました」「私が、(ダウンズ以外)他のバンド・メンバーがいないエイジアを否定するのは簡単ですが、それには1つ問題があります。ジョン・ウェットン自身は、音楽が生き続けることを望んでおり、このツアーを承認していたことでしょう。彼は、ジェフが先導する限り、名が残ることを望んでいたはずです。名義の変更はジョンの願いに反します。依然、これはエイジアです」との声明を出した。

公演を観に行くことでレガシーを守って欲しいという。

<The Heat Of The Moment>ツアーは、7月3~31日に北米各地で21公演が開催される予定。

Ako Suzuki
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