2009年の音楽シーン、漢字1文字で「逝」

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HMV ONLINEが、2009年の音楽シーンを振りかえるべく、20~30代男女400人を対象に意識調査を実施、その結果を発表した。質問は大きく二つ。2009年の音楽シーンを表わす漢字、そして印象的なニュースだ。

2009年の音楽シーンを表す漢字1文字には、「逝」が選ばれた。質問は12の選択肢の中から選ぶスタイルだが、あまりに多くの才能を失った2009年の音楽業界、皆の思いも共通ということだろう。ちなみに、12の単語は、逝、悲、嵐、楽、再、休、愛、増、女、変、韓、萌。

●2009年の今年の音楽シーンをよく象徴する漢字一字は次のうちどれですか。
1位「逝」 29.8%
2位「悲」 20.8%
3位「嵐」 10.5%
4位「楽」 7.5%
5位「再」 4.8%

続いて「印象的な音楽関連のニュースは?」という質問に対し、77%もの票を獲得し圧倒的1位に選ばれたのが「マイケル・ジャクソンの急逝」。続いて第2位が「忌野清志郎の急逝」と、2009年は悲しいニュースが1、2フィニッシュを飾ってしまった。アンケート回答者の中でも、「マイケルが亡くなり、ひとつの時代が終わった」「巨星堕つ」といった、両アーティストの死を嘆く声が多くみられた。

●2009年、印象的だったアーティスト関連のニュースは何ですか(回答2つ)。
1位 マイケル・ジャクソン急逝 77.0%
2位 忌野清志郎 急逝 27.3%
3位 絢香の結婚&活動休止 18.3%

もちろん、明るい話題がないわけでもない。盲目のピアニスト辻井伸行がコンクール優勝(4位)、EXILEが総勢14人に増員(5位)、ビートルズのデジタルリマスターアルバム発売(8位)など、うきうきわくわくな話題も満載の2009年だったはずだ。
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