ローリングストーン11月号が放つ、ザ・ビートルズ解散40年目の真実

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10月10日に発売となったローリングストーン日本版11月号は、ザ・ビートルズ特集だ。“解散40年目の真実”と題し、読み応えたっぷりの徹底検証が迫力である。

◆ローリングストーン11月号が放つ、ザ・ビートルズ解散40年目の真実 ~写真編~

ザ・ビートルズのデジタル・リマスター盤は、既に日本国内で300万枚出荷を突破、売り上げをさらに伸ばし続けている。全世代、時間も場所も超越して世界中のオーディエンスの心を捕らえてはなさない空前絶後のこのバンドは、なぜ解散したのか。

メンバー自身のコメントと、関係者の証言によって、彼らの「終わり」が明らかとなっている。

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ビートルズの物語というのは、バンドやメンバーのことだけではなく、いつの時代も大きな意味をはらんでいる。それは、60~70年代の、新しい可能性を掴もうとした世代の物語だ。可能性を掴んだらどうなるか、そして自分の希望が潰れた時どうなるか、という物語。愛の物語ではあったが、愛は一筋縄ではいかないものだ。

ジョージ・ハリスンは何年も後になって言った。「自分が本当にそこにいたのか、それともすべて夢だったのか。時々自問自答するんだ。」

──ローリングストーン日本版11月号より抜粋

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この特集は、1967~70年『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から『レット・イット・ビー』というザ・ビートルズ最後の時期のローリングストーンUS版の記事14ページを完全翻訳したもの。貴重な発言の数々、リアルな当時の空気感、今でこそ響きわたる真実の声が生々しい。

なお、当号では、2009年ロンドン最新事情と題し、音楽/ファッション/コメディ/アートを網羅した54ページに及ぶ特大特集とともに、特別付録のマドンナ・ヴィジュアルブックが秀逸。マドンナのこれまでの活動を一気通貫する写真の数々を見るだけで、彼女のキュートさと偉大さが改めて伝わってくる秀作。全36ページのボリュームではあるけれど、ファン必携アイテムですよ。
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