チケット入手困難な<iTunes Live: London Festival '09>ライヴ音源が配信中
3年目となる<iTunes Live: London Festival>が、2009年7月1日から7月31日の1ヶ月間かけて開催された。現在、iTunes Storeではこの1ヵ月間行なわれたフェスの多くのライヴ音源が配信中だ。
◆オアシス、フランツ、カサビアンほか、<iTunes Live: London Festival '09>ライヴ画像
すっかりロンドンの夏の風物詩となったこのフェスの大きな特徴といえば、完全無料の招待制。同フェスのチケットは一切販売されず、会場に入場しライヴに参加するには各メディアで行なわれるチケット抽選で当選しなければならない。オーディエンス側としては運に左右されるフェスだが、一方で、すべてのライヴ音源は後日iTunes Storeで配信されるという、デジタル配信時代ならではのユニークなコンセプトもあわせ持つ。参加こそ難しいが、どんなライヴだったか、音を聴くチャンスは広く与えられるのだ。
過去にはポール・マッカートニー、コールドプレイ、エイミー・ワインハウスら、超ビッグネームも登場している<iTunes Live: London Festival>。2009年の出演者は、オアシスを筆頭に、フランツ・フェルディナンド、カサビアン、フロー・ライダー、ジャック・ペニャーテ、ラ・ルー、ピーター・ビヨーン&ジョン、フレンドリー・ファイアーズ、カルヴィン・ハリス、ミーカ、プラシーボ、ブロック・パーティーなどなど、全英No.1アーティストだらけ。それ以外にもジャンルレスに今最も旬なアーティストが勢ぞろいした。
2009年の会場は、ロンドンで今一番エキサイティングなパフォーマンス・スペースと言われる、カムデンのラウンドハウス。ラウンドハウスはもともと、1846年に建てられ、ジミ・ヘンドリックスやピンク・フロイドが演奏したという歴史ある劇場だ。キャパシティーは、最大で2500~3000人規模となっており、こんなサイズのホールで、オアシスやフランツといったスタジアム級アーティストのライヴを観ることができるということで、音楽好きなロンドンッ子たち垂涎のプレミアムイベントとなった。
ちなみに、ノエルの電撃脱退に現在、話題騒然となっているオアシスだが、7月21日に行なわれた彼らのライヴでは、久しぶりにリアムが観客にブチギレして、翌日の各ニュースの一面を飾っていた。もちろんBARKSでも掲載したとおりだ。
豪華な出演者と制限された会場・入場によってライヴのプレミア感を高める一方、iTunes Storeを用いてライヴ音源を配信することで、誰にでも気軽に楽しめるイベントという面をも演出することに成功している<iTunes Live: London Festival>。通常は両立することのない“プレミア”と“手軽さ”というふたつの価値観を成り立たせる手法が取れるのも、現在、世界中で多くのユーザーが利用しており、さらにこれまで、たとえば日本では坂本龍一のピアノ・ツアーで各会場のコンサート音源を公演終了後から最短24時間で配信するといった試みを成功させてきたiTunesであるがゆえ。彼らの持つノウハウ、デジタルコンテンツ化へのスマートな対応などがこのベクトルの異なる2つの価値観の創出に大きく起因していることは想像に難くない。
■ <iTunes Live: London Festival '09>スケジュール
1 July :Jamie T / Slow Club
2 July :Fightstar / In Case Of Fire
3 July :Jack Penate / Golden Silvers
4 July :Flo Rida / Ironik
5 July :Snow Patrol / Silversun Pickups / Animal Kingdom
6 July :Franz Ferdinand / Passion Pit
7 July :Mr. Hudson / Kid British
8 July :David Guetta / Cicada / Mark Knight
9 July :Oi Va Voi / Tinariwen
10 July :Paolo Nutini / Marina and the Diamonds / Milow
11 July :La Roux / Dan Black
12 July :Mumford and Sons / The Temper Trap
13 July :Newton Faulkner / Peter, Bjorn and John / Raygun
14 July :Placebo
15 July :Friendly Fires / Magistrates
16 July :Simple Minds
17 July :Noisettes / Skint & Demoralised
18 July :Calvin Harris / Miike Snow
19 July :Bat For Lashes / Polly Scattergood
20 July :Bloc Party / Delphic / The Invisible
21 July :Oasis / The Enemy
22 July :Kasabian/ Twisted Wheel
23 July :Graham Coxon / Esser
24 July :a-ha / Reamonn
25 July :Beverley Knight
26 July :Madeleine Peyroux / Imelda May
27 July :The Saturdays / Sophie Ellis-Bextor / Girls Can't Catch
28 July :Amadou & Mariam / Charlie Winston
29 July :Simian Mobile Disco / Gold Panda
30 July :The Hoosiers / Steve Appleton
31 July :Mika / Erik Hassle
◆<iTunes Live: London Festival '09>ライヴ音源(※ iTunesが開きます)
◆BARKS iTunes チャンネル
◆アップル
◆オアシスのリアム、「アホ大学生、デブ」(<iTunes Live: London Festival '09>でブチ切れした様子)
photo by Annique Delphine
◆オアシス、フランツ、カサビアンほか、<iTunes Live: London Festival '09>ライヴ画像
すっかりロンドンの夏の風物詩となったこのフェスの大きな特徴といえば、完全無料の招待制。同フェスのチケットは一切販売されず、会場に入場しライヴに参加するには各メディアで行なわれるチケット抽選で当選しなければならない。オーディエンス側としては運に左右されるフェスだが、一方で、すべてのライヴ音源は後日iTunes Storeで配信されるという、デジタル配信時代ならではのユニークなコンセプトもあわせ持つ。参加こそ難しいが、どんなライヴだったか、音を聴くチャンスは広く与えられるのだ。
過去にはポール・マッカートニー、コールドプレイ、エイミー・ワインハウスら、超ビッグネームも登場している<iTunes Live: London Festival>。2009年の出演者は、オアシスを筆頭に、フランツ・フェルディナンド、カサビアン、フロー・ライダー、ジャック・ペニャーテ、ラ・ルー、ピーター・ビヨーン&ジョン、フレンドリー・ファイアーズ、カルヴィン・ハリス、ミーカ、プラシーボ、ブロック・パーティーなどなど、全英No.1アーティストだらけ。それ以外にもジャンルレスに今最も旬なアーティストが勢ぞろいした。
2009年の会場は、ロンドンで今一番エキサイティングなパフォーマンス・スペースと言われる、カムデンのラウンドハウス。ラウンドハウスはもともと、1846年に建てられ、ジミ・ヘンドリックスやピンク・フロイドが演奏したという歴史ある劇場だ。キャパシティーは、最大で2500~3000人規模となっており、こんなサイズのホールで、オアシスやフランツといったスタジアム級アーティストのライヴを観ることができるということで、音楽好きなロンドンッ子たち垂涎のプレミアムイベントとなった。
ちなみに、ノエルの電撃脱退に現在、話題騒然となっているオアシスだが、7月21日に行なわれた彼らのライヴでは、久しぶりにリアムが観客にブチギレして、翌日の各ニュースの一面を飾っていた。もちろんBARKSでも掲載したとおりだ。
豪華な出演者と制限された会場・入場によってライヴのプレミア感を高める一方、iTunes Storeを用いてライヴ音源を配信することで、誰にでも気軽に楽しめるイベントという面をも演出することに成功している<iTunes Live: London Festival>。通常は両立することのない“プレミア”と“手軽さ”というふたつの価値観を成り立たせる手法が取れるのも、現在、世界中で多くのユーザーが利用しており、さらにこれまで、たとえば日本では坂本龍一のピアノ・ツアーで各会場のコンサート音源を公演終了後から最短24時間で配信するといった試みを成功させてきたiTunesであるがゆえ。彼らの持つノウハウ、デジタルコンテンツ化へのスマートな対応などがこのベクトルの異なる2つの価値観の創出に大きく起因していることは想像に難くない。
■ <iTunes Live: London Festival '09>スケジュール
1 July :Jamie T / Slow Club
2 July :Fightstar / In Case Of Fire
3 July :Jack Penate / Golden Silvers
4 July :Flo Rida / Ironik
5 July :Snow Patrol / Silversun Pickups / Animal Kingdom
6 July :Franz Ferdinand / Passion Pit
7 July :Mr. Hudson / Kid British
8 July :David Guetta / Cicada / Mark Knight
9 July :Oi Va Voi / Tinariwen
10 July :Paolo Nutini / Marina and the Diamonds / Milow
11 July :La Roux / Dan Black
12 July :Mumford and Sons / The Temper Trap
13 July :Newton Faulkner / Peter, Bjorn and John / Raygun
14 July :Placebo
15 July :Friendly Fires / Magistrates
16 July :Simple Minds
17 July :Noisettes / Skint & Demoralised
18 July :Calvin Harris / Miike Snow
19 July :Bat For Lashes / Polly Scattergood
20 July :Bloc Party / Delphic / The Invisible
21 July :Oasis / The Enemy
22 July :Kasabian/ Twisted Wheel
23 July :Graham Coxon / Esser
24 July :a-ha / Reamonn
25 July :Beverley Knight
26 July :Madeleine Peyroux / Imelda May
27 July :The Saturdays / Sophie Ellis-Bextor / Girls Can't Catch
28 July :Amadou & Mariam / Charlie Winston
29 July :Simian Mobile Disco / Gold Panda
30 July :The Hoosiers / Steve Appleton
31 July :Mika / Erik Hassle
◆<iTunes Live: London Festival '09>ライヴ音源(※ iTunesが開きます)
◆BARKS iTunes チャンネル
◆アップル
◆オアシスのリアム、「アホ大学生、デブ」(<iTunes Live: London Festival '09>でブチ切れした様子)
photo by Annique Delphine
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V.A.(洋楽)
Oasis
Franz Ferdinand
KASABIAN
Flo Rida
Jack Penate
La Roux
Friendly Fires
Calvin Harris
MIKA
Placebo
BLOC PARTY
a-ha
The Enemy
Steve Appleton
Graham Coxon
Apple
洋楽
クラブ&ダンス
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