<GROW GREEN PROJECT>で、ハミングキッチンとbirdがキャンドルコンサート

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▲ハミングキッチン
▲bird
6月21日(日)19:00、<DOCOMO CONCERT × J-WAVE GROW GREEN PROJECT>が行なわれた。

出演アーティストにハミングキッチンとbirdを迎え、コンサートを開催。夏至の日にあたるこの日は、ブラックイルミネーションと称するライトダウンイベントを六本木ヒルズで実施、会場となったヒルズカフェ/スペースでもライトダウンを実施し、ろうそくの演出を取り入れた幻想的なキャンドルナイトコンサートとなった。

◆<GROW GREEN PROJECT>で、ハミングキッチンとbirdがキャンドルコンサート ~写真編~

J-WAVEリスナーから抽選で選ばれた25組50名のオーディエンスのみならず、立ち見の人も大勢集まった会場で、イベントは盛況裏に終了、環境への取り組みとしてNTTドコモが設置したケータイリサイクルコーナーでは、来場した来場者からも多くの協力が得られ、環境問題を改善する運動は、少しずつひとりひとりの意識下に浸透してきているようだ。

イベントは、ハミングキッチンのライヴからスタートとなったが、スローな夜にぴったりの柔らかな音色が会場を包み込み、オーディエンスをその世界に浸らせた。

「6月から農業を始めました!畑を作り始めてからは、落ちているゴミが特に目につくようになりましたね。もっと一人一人がモラルを持って地球にやさしい生活を過ごせると良いなと思います。」──眞中やす(ハミングキッチン:G)

「(エコにまつわるお話として)最近はゴーヤなどを育てています。まだ芽が出たばかりなのですが、日々成長する姿を観察するのがとっても楽しいです。」──イシイモモコ(ハミングキッチン:Vo)

続くbirdのライヴに移る前に、MCを担当したJ-WAVEナビゲーター秀島史香による朗読が行なわれた。「私にできること~地球の冷やしかた」というブックレットに載っているハチドリのストーリー。「スローライフ」という言葉とその概念を根付かせた辻信一氏が監修、「ゆっくり堂」から発行されている300円の小冊子である。燃えている森に対し、多くの生きものたちがわれ先にと逃げていく中、小さなくちばしで水のしずくを運んでは燃えている森に落とし続けたハチドリのクリキンディの話だ。「そんなことしていったい何になるんだ」という愚弄の言葉に、「今自分ができることをやるだけだ」と答えるクリキンディに、今の我々が見据えるべき姿が重なっていく。

キャンドルナイトにふさわしい、今置かれている我々の環境をじっくりと考えさせられるストーリーが、観客のみんなに伝わって、birdのライヴが始まった。「SOULS」「廃墟のダンスホール」「やわらかな旋律」「ファーストブレス」「BATUCADA」に、途中未発表曲の「海を見つめて」を披露したbbirdは、「子供が生まれてから、色々なきれいな景色・自然は残したいと思うようになりました。お腹は大きくなってきてますが、この夏も色々イベントに参加する予定なので、ぜひ来てください。」と、メッセージを残した。

短い時間ながら、幻想的なキャンドルの灯りが灯る中、素敵なアーティストの楽曲に包まれて環境に配慮した、グリーンな気持ちを広げるプロジェクト・イベントは静かに幕を下ろした。

◆J-WAVEオフィシャルページ
◆NTTドコモコンサートサイト
◆birdオフィシャルサイト
◆ハミングキッチン・オフィシャルサイト
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