オジー・オズボーン、元バンド・メイトのトニー・アイオミを訴える
アイオミは、オジーが80年代にバンド名の使用権利を法的に放棄したと主張、90年代にブラック・サバスの名前でツアーを行なっただけでなく、2000年にアメリカでブラック・サバスを登録商標している。オジーは、その登録商標の共有権、利益損失、賠償などを求めているそうだ。
BBCによると、この訴訟に関しオジーは以下のような声明を発表したそうだ。「トニー、君を訴えるところまで行かなくてはならなかったのは残念だ。俺たち全員、長いこと一生懸命働いてきたわけで、自分らの顔、ブラック・サバスのアルバム・カヴァー、バンド・ロゴをフィーチャーした商品を君に売らせるわけにはいかない。その版権を自分だけが所有してるって言うのか」
オジーは、4人のオリジナル・メンバーが平等にブラック・サバスの名前使用権利を持つはずだと主張している。またオジーの弁護士も、オジーが名前の権利を放棄したという説に異議を唱えている。万が一そのような約束をしていたとしても、バンドにおけるオジーの役割は大きいとしている。
オジー側は火曜日(5月26日)、ニューヨークの連邦裁判所にて訴訟を起こしたという。
Ako Suzuki, London