ハリウッド・アンデッド、両極2曲を先行配信

ハリウッド・アンデッドの特典満載国内盤のリリースを5月6日（水）に控え、、「アンデッド」と「No.5」の2曲が、着うた（R）、着うたフル（R）として先行発売となった。

彼ら自身がアンセムと語る「アンデッド」と、ハリウッドのストリートのキッズのリアルをラップした「No.5」、同じバンドとは思えぬほどの触れ幅を持った2曲だが、もう何でもありのハリウッド・アンデッドをそのまま象徴した作品と言えそうだ。メンバー自身「色んなジャンルを制約無しにミックスしたものだ。ラップの曲はそのまんまクラブ向きだし、ロックの曲は直球でインダストリアル。考え方の異なる6人の人間のコラボレーションが、遠慮抜きで合体した結果がこれだ」と語っている。さて、どちらの曲が人気があるのだろうか、非常に興味深いところだ。

ちなみに「アンデッド」はラウドなギター・サウンドがロック・ファンの血を煮えたぎらせるエネルギーに満ちた一曲。ちなみに、イントロのフレーズにお気づきの方も多いですよね？そう、あのフレーズはオジー・オズボーンの「クレイジー・トレイン」、ランディ・ローズのレスポール・サウンドをサンプリングしたものだ。キーもテンポも音質も大きく変わっているが、聴いた瞬間に不思議にテンションが上がり血がたぎるのはそういうことなのね。ちなみに、メンバーはガンズ＆ローゼズをはじめとしたハード・ロック系のアーティストからの影響も公言している。

一方の「No.5」は、エミネムやハウス・オブ・ペイン、パブリック・エナミーなどを彷彿させるヒップホップ色の強い楽曲。メンバー5人によるマイク・リレーのキレの良さはクセになるカッコよさだが、トラックのヘヴィーさは「アンデッド」に勝るとも劣らないところだ。

なお、オフィシャル・サイトでは全曲試聴中、「アンデッド」「No.5」に関しては通常バージョンのPVも公開されており、ハリウッド・アンデッドの魅力を十分に味わうことができる。その変幻自在のサウンドをまずは体験いただきたい。間違いなく5月6日発売のデビューアルバム『スワン・ソングス』が欲しくなることに間違いないだろうけれども。

『スワン・ソングス』
2009年5月6日発売
UICA-1051　\2,200（税込）

◆ハリウッド・アンデッド・オフィシャルサイト