清春、黒夢の解散ライヴに関して意味深発言?

1月29日、当日の武道館は、ステージを360度取り囲む形で全方位に客席を設置し、約12,000人を動員予定。そのチケットのエントリー数は10万枚にも上り、近年まれに見る争奪戦となった。とあるWEBでのチケット売買オークションでは、1枚あたり最高15万円に高騰するほどの加熱ぶりだ。
この黒夢の一夜限りの復活&解散ライヴは、黒夢のヴォーカリストでもある清春のデビュー15周年の一環として行なうもの。2008年10月30日に、自身の40歳のバースデー・ライヴを行なった渋谷C.C.LEMON HALLのステージ上で、「これから未知数の……僕とみんなが進んでいくために、終わらせたいことがあります」という清春の言葉でファンに告げられた。
先頃行なったBARKSの取材時に清春は「思ったより驚いてないんだなって思いました。泣いてるコもいたし、驚くコもいたんですけど」とその瞬間のことを振り返りながら、「いままであったものを壊して、かっこよく終わりたい。懐かしさを求めて来る人には、ちょっと不満なライヴになるかもしれない」と意味深な言葉を残している。
武道館ライヴ前日の28日には、清春ソロ名義による黒夢SELF COVER ALBUM『MEDLEY』(avex/mid field)をリリース。チャート初登場2位を獲得した「MARIA」をはじめ、「少年」「NITE&DAY」「ピストル」、そして過去にリリースされた黒夢BEST盤でさえ選曲を拒んだというデビュー曲「FOR DEAR」など、大ヒット曲ばかりをセルフ・カヴァーで新録した全11曲入り(アルバムからの楽曲は「HAPPY BIRTHDAY」のみ)。
◆「MARIA」PV視聴
黒夢の活動停止から丸10年。『MEDLEY』は、清春がシンガーとして重ねてきた歳月の、キャリアとファンへの愛情が結実した一枚なのかもしれない。
なお、先述の清春インタヴューは、1月26日(月)から30日(金)の5日間にわたり、<清春『MEDLEY』5days SPECIAL>として連日更新していくので、お楽しみに!
◆清春オフィシャル・サイト
【リリース情報】
2009/1/28発売
●黒夢SELF COVER ALBUM『MEDLEY』
・初回生産限定盤 AL+DVD AVCD-23812/B / \3,800(税込)
・通常盤 AL AVCD-23813 / \3,150(税込)
●清春 黒夢COVER ALBUM 「MEDLEY」PREMIUM BOX“S”
受注生産限定盤A AL2枚組(BOX仕様TシャツSサイズ付)
AVCD-23808~9 / \6,800(税込)
●清春 黒夢COVER ALBUM 「MEDLEY」PREMIUM BOX“M”
受注生産限定盤B AL2枚組(BOX仕様TシャツMサイズ付)
AVCD-23810~1 / \6,800(税込)
<収録楽曲>
1.FOR DEAR (1994.2.9発売)オリコン初登場18位
2.ICE MY LIFE (1994.7.20発売)オリコン初登場10位
3.優しい悲劇 (1995.3.8発売)オリコン初登場10位
4.MISS MOONLIGHT (1995.4.26発売)オリコン初登場12位
5.HAPPY BIRTHDAY Album「feminism」 (1995.5.10発売/1998.5.27再販)
6.BEAMS (1995.10.13発売)オリコン初登場6位
7.ピストル (1996.4.17発売)オリコン初登場4位
8.LIKE A ANGEL (1996.11.18発売)オリコン初登場5位
9.NITE&DAY (1997.4.10発売)オリコン初登場3位
10.少年 (1997.11.19発売)オリコン初登場3位
11.MARIA (1998.4.8発売)オリコン初登場2位
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