ブラザートム、「正直彼に会う事さえ嫌気がさしていた」

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12年ぶりにリリースされるバブルガム・ブラザーズの新曲「Daddy’s Party Night(懲りないオヤジの応援歌)」(2008年12月3日発売)のプロモーション・ビデオに、久保田利伸、鈴木雅之、木梨憲武、コロッケが友情出演していることがわかった。

PV撮影はバブルガム・ブラザーズにとって思い出深い、横浜本牧のClub『Bayside Yokohama』にて24時間にわたり行なわれた。不眠不休という過酷な収録にもかかわらず、自分たちと関わりの深い人たちとの共演ということから、2人とも終始笑顔。収録では12年のブランクを感じさせない打ち合わせなしのアドリブ演技を連発し、出演者、関係者たちを爆笑の渦に巻き込んだ。

過密スケジュールの中、祝福の気持ちを伝えに時間を割いて駆け付けた友情出演の4人は、わずかな出演にもかかわらず、渾身の“ネタ”を披露。また、レジェンド・ダンサーや有名DJ、タレント、モデルなど、10代~50代の幅広い“バブル信者”総勢250名も全国から手弁当を持って駆けつけ、撮影に参加した。

ブラザー・コーン、ブラザートムの2人と20年以上の付き合いがあるという鈴木雅之は、「まるで高校時代からの“連れ”みたいだ。お互い若い頃の“ツケ”が回ってくる歳になっちゃって、2人共しんどい事も経験したと思うけど、PV撮影に出させてもらって、メチャメチャ楽しそうに朝から翌朝までやり通した2人を見ていて、本当の意味での復活を宣言された気がした。やっぱ最高だねバブル!!」とコメント。久保田利伸、木梨憲武、コロッケも次のようにコメントしている。

・「人生もあそびもSOULも全部アニキ達がお手本です。復活、まってました。Keep on Funking!」(久保田利伸)

・「帰ってきたコンちゃん&トムさん おめでとうございます。また、不良のオヤジぶりが楽しみです」(木梨憲武≪とんねるず≫)

・「バブル復活、この日を待っていました! こんなに楽しいPV撮影はなかったです。バブルの曲を聞いて日本中みんなで盛り上がりましょう!」(コロッケ)

久しぶりのPV撮影を行なったブラザー・コーンは、「『DA BUBBLE GUM BROTHERS』の復活に相応しい顔ぶれが、全面協力してくれているのには感謝感激、脱毛いや脱帽である! 我々としては今回のPV撮りは嬉しかったのはもちろんだが、このPVによって今のオヤジパワーの火付け役になれたらそれほど嬉しい事はない。オヤジ達、これを踊らず、聴かず、歌わずしてお姉ちゃんを口説くべからず!!」とコメント。

また、ブラザートムは「「感謝」まったくその一言に尽きます。今回のプロモーションビデオへの感想は「感謝」」と前置きした上で、「我々のバンドが自然解散してから12年、その間色々な事がありました。勿論体調の事も含め、我々2人には沢山の事がありました。もう2人での仕事は有り得ない、本当にそう思ってました。「音楽的にずれを感じて」なんて言う甘いものでは無く、正直彼に会う事さえ嫌気がさしていました。年月とは不思議なもの、年月だけが2人を信じていたのかも知れません。偶然三軒茶屋で出会ったとき、まったく昔の2人に戻っていました。純粋に楽曲作りたいね、それだけで始まり、そして今に至ります」と話し、「プロモーション・ビデオの中には我々の財産、宝物が全て入っています。ステップ、写真、笑い、歌声、顔、顔、顔。我々を12年間信じてくれていた全ての財産、宝物が入ってます。(省略)全てに感謝。ただただ感謝」と感謝の気持ちを表している。

「WON’T BE LONG」の大ヒットから17年。ちょい不良(ワル)オヤジの歌声が再び日本を席巻する日も、そう遠くはないかもしれない。
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