フィルハーモユニーク、ブレイクは時間の問題

ポスト
新垣結衣が出演するNTT東日本のTV-CMソングに抜擢された新人PhilHarmoUniQue(フィルハーモユニーク)が、再びの大抜擢を受けた。

9月27日公開、松田翔太出演の話題映画『イキガミ』の主題歌の起用である。

『イキガミ』とは全巻でのトータル売上100万部を超える間瀬元朗原作の人気コミックス。映画化にあたってはなんと50社以上での争奪戦が繰り広げられた話題作だ。

その衝撃的な設定や世界観もさることながら、そこに描かれる“残りの人生がわずか24時間”であると宣告された人間自身がどのように逝くのか、そして、周囲の友人や家族が最後の時をどのように生きるのかに焦点を当てた人間ドラマが人々の胸を打ち、「泣ける」、「感動した」との声が続出。

そんな、極限状態におかれた人々が織り成す、感動のヒューマンドラマのワンシーンで輝くのがPhilHarmoUniQueの「みちしるべ」という曲だ。

映画『イキガミ』プロデューサー久保田氏は、この「みちしるべ」をこう語る。

「映画『イキガミ』内に登場するフォークデュオ“コマツナ”が歌う楽曲であり、かつこの映画の主題歌ともなる「みちしるべ」のプロデュースを小林武史さんにご相談したのが2007年の11月。その時、即座に小林さんが提案されたのが、「PhilHarmoUniQue」という新人アーティストであり、後の「みちしるべ」となる楽曲のデモテープでした。まず、驚いたのはこの楽曲の世界観、特に詩の内容が、まるで映画のシナリオを読んでから書かれたのではないかと疑いたくなるほどシンクロしていたことです。不器用ながらも真摯に“生”と向き合う若者の姿が、そこから浮かび上がってきます。またボーカル五郎川さんの説得力ある歌声にも感銘を受けました。全国公開映画の場合、ビッグネームのアーティストに主題歌をお願いするケースが多いのですが、今回はあえて新人でチャレンジしたいと思わずにはいられない楽曲でした」──久保田修(映画『イキガミ』プロデューサー)

6月28日から映画『イキガミ』の予告編が全国映画館で流れ始めているが、映画の中でも重要なシーンで流れる「みちしるべ」。その楽曲をいちはやく奏でる為に、PhilHarmoUniQueヴォーカルの五郎川陸快は、現在、全国のラジオ各局へが弾き語りツアーを行脚中だ。
この記事をポスト

この記事の関連情報