「オトメン」ビジネスマン、首都圏で急増中?東西「スイーツ」事情調査
『仮面ライダーキバ』に主演する瀬戸康史で話題となった「乙男/男面(オトメン)」というワード。中性的で乙女のようなイケメンを指すこの「オトメン」だが、関西よりも関東に多いようだ───。
地域コミュニティサイト「Lococom」とJR西日本が共同で東西社会人男女のライフスタイルとスイーツ意識調査を実施。結果から、なんと首都圏ビジネスマンのオトメン化が進行しているという事実が明らかになった。
●詳細な調査結果はHOME'S リサーチへ
首都圏の一都三県および京都、大阪、兵庫在住の20代、30代の社会人男女823人 (男性176人、女性647人)を対象にしたこの調査では、「1日の平均自由時間」「カフェについての意識」「スイーツ1個にかけても良いと思う金額」などのアンケートを実施。西日本と東日本のOL、ビジネスマンの特色が浮き彫りになった。
「1日の平均自由時間」は、京阪神OLが2時間55分とそのほかに比べて30分ほど多いが、首都圏OL、首都圏ビジネスマン、京阪神ビジネスマンともに2時間半程度であまり大差ない。
カフェやスイーツショップに対する意識調査では、京阪神に比べ、首都圏OLのほうが全体的にカフェに対する興味は高め。首都圏OL全体の38.8%が「仕事や生活が忙しいので、移動中に気軽に立ち寄れる場所にカフェがあれば良いと思う」と回答している。
一方で、東西の差が顕著となったのが、ビジネスマンへの意識調査。首都圏のビジネスマンの21.1%が「仕事や生活が忙しいので、移動中に気軽に立ち寄れる場所にカフェがあれば良いと思う」と回答したことに対して、京阪神は実に5.6%。「ファーストフード感覚で時間をかけずに美味しいものが味わえるカフェやスイーツショップが好き」という質問には、京阪神では5.6%しか同意が得られなかった一方で、首都圏は15.5%のビジネスマンがこの意見に同意。さらに首都圏ビジネスマンの12%が「美味しいと評判のスイーツショップであれば、並ぶのに時間がかかっても構わない」と回答している(京阪神は2.8%)。
また、「テイクアウトしたスイーツをおうちカフェで家族と楽しみたい」京阪神のビジネスマンに対し、首都圏のビジネスマンは「テイクアウトしたスイーツをおうちカフェでゆっくりひとりで楽しみたい」と回答するなど、首都圏ビジネスマンのオトメン化現象がじわじわと起こっているようだ。
この結果に対して、自由が丘「モンサンクレール」オーナーパティシェの辻口氏は、今年のホワイトデーの売り上げがバレンタインデーに迫る勢いだったことなどを鑑みて、近年、男性客の数は確実に増えていると指摘。仕事上の付き合いや夫婦関係、恋人関係などで、男性もスイーツにお金をかけるようになったのではないか、と分析する。また、関東には単身赴任や一人暮らしのビジネスマンが多いことから、彼らにとってカフェでの“ひとりお茶”が癒しのひとときになっているのではないか、と語っている。
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●モテない男たちが人気スイーツとコラボ
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また、「テイクアウトしたスイーツをおうちカフェで家族と楽しみたい」京阪神のビジネスマンに対し、首都圏のビジネスマンは「テイクアウトしたスイーツをおうちカフェでゆっくりひとりで楽しみたい」と回答するなど、首都圏ビジネスマンのオトメン化現象がじわじわと起こっているようだ。
この結果に対して、自由が丘「モンサンクレール」オーナーパティシェの辻口氏は、今年のホワイトデーの売り上げがバレンタインデーに迫る勢いだったことなどを鑑みて、近年、男性客の数は確実に増えていると指摘。仕事上の付き合いや夫婦関係、恋人関係などで、男性もスイーツにお金をかけるようになったのではないか、と分析する。また、関東には単身赴任や一人暮らしのビジネスマンが多いことから、彼らにとってカフェでの“ひとりお茶”が癒しのひとときになっているのではないか、と語っている。
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