「バレエ・フォー・ライフ」にブライアン・メイからメッセージ

ポスト
クイーンの名曲が響き渡る感動のステージ「バレエ・フォー・ライフ」が、この6月にモーリス・ベジャール・バレエ団によって2年ぶりに上演されることが決定した。

20世紀最大の巨匠振付家と謳われるベジャールの手により、フレディ・マーキュリーをはじめとする“若くして散ったアーティストたち”へのオマージュとして創作されたのがこのバレエ。幕開けの「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」から、「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」「レディオ・ガガ」「ボヘンミアン・ラプソディ」などフレディのソロからクイーンまでの音源を使用した全17曲が、鮮烈なダンスとなって蘇ることになった。

1997年のパリ初演では、クイーンのブライアン、ロジャー、ジョン、そしてエルトン・ジョンがカーテンコールで「ショウ・マスト・ゴー・オン」を演奏し、バレエとロック・ミュージックというジャンルの垣根を越えたコラボレーションを実現させていた。

2007年11月に惜しまれながら死去したベジャールの追悼公演でもある今回の日本公演に向けて、ブライアンからのメッセージが届いている。

「モーリス・ベジャールの素晴らしい「バレエ・フォー・ライフ」が、今また新しい旅立ちを迎えようとしていることに興奮を覚えています。今度はバレエの創作者自身を追悼することになったため、より辛い痛みを伴ってはおりますが…。

日本はフレディの、そしてまたモーリスの心の中で特別な場所を占めていました。新しい人生の始まりにこれ以上完璧なことがあるでしょうか。

愛をこめて」
──ブライアン・メイ 2008年4月
この記事をポスト

この記事の関連情報