パパってポール・マッカートニーなんでしょ?
ポール・マッカートニーがクリスマス・プレゼントの思い出について語った。
まずは、自分から子供たちへのプレゼント。4人の子供(1人は故リンダ・マッカートニーの連れ子)を持つ彼は、たとえスーパー・スターであったとしても、子供の前ではフツーのお父さん。犬小屋ならぬハムスターの小屋を作ってあげたことがあるという。「一度、子供のためにハムスターのおりを作ったことがあるよ。木と針金を作ってね」
余談だが、マッカートニーは子供たちが小さい頃、自分のアイデンティティを子供たちに隠していたそうだ。しかし、機敏な娘ステラは学校へ通いだしてすぐにその正体を悟ったという。彼女はある日突然、「パパってポール・マッカートニーなんでしょ?」と鋭い質問を投げかけてきたそうだ。それに対し、マッカートニーは「そうだよ。でもお前たちの前では、フツーのお父さんだからね」と答えたという。
そしてマッカートニー本人が、これまでで貰った最高のクリスマス・プレゼントとして挙げているものも、やはり手作りの品だ。「これまでで最高のクリスマス(・プレゼント)は、兵隊つきの要塞だったよ。ジョーおじさんが作ってくれたんだ。彼は何でも作れたんだ」
「クリスマスが大好きで、いまだにエキサイティングしている」というマッカートニーのお薦めプレゼントは「ソックス、ネクタイ、それにノベルティTシャツ」だそうだ。
Ako Suzuki, London