トラヴィス、オアシスの「Wonderwall」をパクリ
トラヴィスのフロントマン、フラン・ヒーリィが、「Writing To Reach You」(2ndアルバム『The Man Who』に収録)を作った際、オアシスの「Wonderwall」をパクっていたことを明らかにした。同トラックのイントロは長年、「Wonderwall」との類似性が指摘されてきたが、それを認めることになった。しかし、元祖“パクリの天才?”ノエルは許してくれるはずだと話している。
フランはXFMのスペシャル・ドキュメンタリー番組『The Making Of Travis' The Man Who』の中でこう語った。「名前は思い出せないんだけど、あるバンドの曲をプレイしようとしてたんだ。“'74-'75”って曲だよ(アメリカのオルタナ・バンド、コネルズのトラック)。そのチューンをプレイしようとして間違えて、すぐにEマイナーにシフトしたんだ。それにこんなギター・リフ(歌い出す)を付け加えてみた。“お、いいじゃん”って思ったよ」
「で、これは“Wonderwall”のコードじゃないかって思い当たったんだ。“ちきしょう!”って感じさ(笑)。でも、ノエルはいつも誰々からコードを盗んだって話してる。ってことは、俺がこのコードを使っても許されるだろうって思ったんだ――でも、作者には敬意を表してるよ」
「盗作?」と目くじらを立てる方もいるかと思うが、UKのミュージシャンはよくこの手の話を大っぴらにしている。「Writing To Reach You」は当時大ヒットしており、当然、ノエルも耳にしているはずだが、本人から苦言は発せられていない。
Ako Suzuki, London
フランはXFMのスペシャル・ドキュメンタリー番組『The Making Of Travis' The Man Who』の中でこう語った。「名前は思い出せないんだけど、あるバンドの曲をプレイしようとしてたんだ。“'74-'75”って曲だよ(アメリカのオルタナ・バンド、コネルズのトラック)。そのチューンをプレイしようとして間違えて、すぐにEマイナーにシフトしたんだ。それにこんなギター・リフ(歌い出す)を付け加えてみた。“お、いいじゃん”って思ったよ」
「で、これは“Wonderwall”のコードじゃないかって思い当たったんだ。“ちきしょう!”って感じさ(笑)。でも、ノエルはいつも誰々からコードを盗んだって話してる。ってことは、俺がこのコードを使っても許されるだろうって思ったんだ――でも、作者には敬意を表してるよ」
「盗作?」と目くじらを立てる方もいるかと思うが、UKのミュージシャンはよくこの手の話を大っぴらにしている。「Writing To Reach You」は当時大ヒットしており、当然、ノエルも耳にしているはずだが、本人から苦言は発せられていない。
Ako Suzuki, London
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