ノエル・ギャラガー、『Definitely Maybe』別ヴァージョンのリリースを計画
来年、オアシスのファースト・アルバム『Definitely Maybe』(1994年)がリリース30周年を迎えるが、ノエル・ギャラガーはその別ヴァージョンを世に出す計画を立てているという。バンドは当時のセッションで、収録曲をそれぞれ3テイクずつ録音していたそうだ。
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ノエルは『SPIN』のインタビューで、それらのセッションからまだ発表していないものはないのかと問われると、こう答えた。「クールなものが収録されているマスター・テープ数本を発見したんだ。それをリリースするつもりだ。(レコード会社)Sonyの保管室にあった。間違ったラベルが貼られていたんだ。オアシスが『Definitely Maybe』を作ったとき、それぞれの曲を3テイク録音し、前へ進もうって考えだった。俺は、それなら恐らく、選ばれなかった他の2ヴァージョンがあるはずだって誰かに言ったんだ。彼らは、“ああ。でも、マスター・テープがどこかに行ってしまった”って言ってた。それが、30年間、間違ったラベルでSonyが持っていたことがわかった。それらを見つけたんだ。いくつか興味深いものが収録されている。俺ら、あのアルバムを5回売ることができる!」
リアムは最近、「来年、DMがリリースされて30年が経つから、俺はいくつかのビブリカルな会場であのアルバムを最初から最後までプレイするつもりだ」とつぶやいていたが、ノエルは「俺はいまを生き、新しい音楽を作り続けるほうを好む。過去のことは認めてる。『Definitely Maybe』は素晴らしいアルバムだ。オアシスは素晴らしかった。みんなの人生において凄いモーメントだった。でも、人生は一回きりだ。俺は過去に生きるつもりはない」と、30周年を記念した公演などは考えていないという。
ノエルは来週金曜日(6月2日)、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの4枚目のスタジオ・アルバム『Council Skies』をリリースする。
Ako Suzuki
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