ジョニー・デップ、キース・リチャーズを絶賛

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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のワールド・プレミアが、先週末ロサンゼルスのディズニーランドで開かれ、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが出演者の1人としてレッドカーペットに登場した。

主人公の海賊ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップが、1作目から「キースを念頭に役作りをした」と公言し、ようやく3作目にしてキース本人の出演が実現した。役どころはジャックの父親のティーグ船長。出演時間は短いが、映画のために特別に作られたギターを弾くシーンもあるという。

キースの演技力は、撮影現場にいた関係者を大いに驚かせたそうだ。ジョニーによると、「朝の8時に、準備万端で」スタジオ入りしたキースは、映画初挑戦にもかかわらず、ほとんどNGを出すこともなかったらしい。

「キース・リチャードといったら、言うまでもなくカリスマそのものだけど、俳優としてもこれほど素晴らしいとは正直予想していなかった。“2テイクのリチャーズ”と呼んでいたくらいさ。まるでガンマンが町へやって来て、女たちを全員とりこにし、男たちを全員うならせて、あっという間に去っていく、みたいな感じだった」

映画の中で「父子関係」を楽しんだキースとジョニーは、レッドカーペットにも、白い長袖シャツにベストにサングラスというソックリないでたちで現れ、再会を喜ぶようにがっちりと肩を抱き合っていたそうだ。

Eugene Fields
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