アイヴァー・ノヴェロ賞、ノミネート発表

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優れたソング・ライティング/作曲を称えるアイヴァー・ノヴェロ・アワーズのノミネート作品が発表された。今年は、アークティック・モンキーズの「When The Sun Goes Down」が、最優秀ソング(Best Song Musically & Lyrically)で候補に挙がっている。

このほかマドンナの「Sorry」とシザー・シスターズの「I Don't Feel Like Dancin'」が最もパフォーマンスされたトラック、最優秀インターナショナル・ヒットの2部門でノミネート。同アワーズは、英国のソング・ライターを対象にしているが、両トラックともスチュワート・プライス(「Sorry」)、エルトン・ジョン(「I Don't Feel Like Dancin'」)という英国人が共作しているため候補に挙がった。

アワーズ嫌いで有名なアークティック・モンキーズだが、ロックのアワーズとはちょっと趣向が異なるこの授賞式に姿を見せるだろうか?

今年のアイヴァー・ノヴェロ・アワーズの候補作品は以下の通り。

●最優秀ソング(Best Song Musically & Lyrically)
スコット・マシューズ「Elusive」(S・マシューズ)
ネリナ・パロット「Sophia」(N・パロット)
アークティック・モンキーズ「When The Sun Foes Down」(アレックス・ターナー)

●最優秀コンテンポラリー・ソング
ホット・チップ「Over And Over」(J・ゴダード/A・テイラー/F・マーティン)
エイミー・ワインハウス「Rehab」(A・ワインハウス)
ボディロックス ft ルチアナ「Yeah Yeah」(N・ブリッジェズ/N・トーマス他)

●最優秀オリジナル映画音楽
「Casino Royale」(デヴィッド・アーノルド)
「Ice Age The Meltdown」(ジョン・ポウエル)
「Severance」(クリスチャン・ヘンソン)

●最優秀テレビ音楽
「Hotel Babylon」(J・ラン/J・ウィリアムス)
「Shiny Shiny Bright New Hole In My Heart」(A・へファース)
「The Virgin Queen」(M・フィップス)

●最もパフォーマンスされたトラック(Most Performed Work)
シザー・シスターズ「I Don't Feel Like Dancin’」(E・ジョン/S・ホフマン他)
コリーヌ・ベイリー・レイ「Put Your Records On」(コリーヌ・ベイリー・レイ)
マドンナ「Sorry」(マドンナ/S・プライス)

●インターナショナル・ヒット・オブ・ザ・イヤー
シザー・シスターズ「I Don't Feel Like Dancin'」
ロビー・ウィリアムス「Rudebox」(R・ウィリアムス/D・スペンサー他)
マドンナ「Sorry」(マドンナ/S・プライス)

受賞者の発表は5月24日。当日は上記の部門のほか、ベスト・セールスUKシングル、ソング・ライター・オブ・ザ・イヤー、功労賞なども発表される。カーディフ生まれのエンターテイナー、アイヴァー・ノヴェロにちなんで名づけられた同アワーズは、British Academy of Composers and Songwritersが主催。今年で52回目を迎える。

Ako Suzuki, london
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