アンジェラ・アキ、70年の歴史の終幕に相応しいサプライズ・ライヴ

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人気ミュージシャンが予告なしに、思いもよらない場所でサプライズ・ライヴを行なうMTVの人気企画<mtv JAMMED アンジェラ・アキ “do you wanna?”ver. with Sony Ericsson>が、3月2日に岡山県立琴浦高等学校にて行なわれた。同イベントのレポートが到着したので、お届けする。(ライヴ写真はこちら

今回<mtv JAMMED>が実施された岡山県立琴浦高等学校は、瀬戸内海や瀬戸大橋をふもとから見渡せる丘の上に建つ、創立70周年を迎える伝統ある高校。同校の卒業式が行なわれた3月2日、この日は、ただの卒業式ではなく、創立70周年記念式典および同校の閉校式でもあった。

同時に3つの式典を終えた卒業生たちが、最後のホーム・ルームを行なっていると、唐突に校内放送が始まった。

“卒業生のみなさんへの贈り物として、映画を上映します。体育館へ集まってください”

体育館にはスクリーンが設置され、今日のために制作された映像が上映されていく。すると、先生たちからのビデオレターの最後に、アンジェラ・アキからのビデオレターが…! “卒業おめでとうございます”というメッセージに驚き、生徒たちが歓声を上げる。しかし、本当のサプライズはこれからだ。

アンジェラ・アキの“それでは<mtv JAMMED>スタート!”の声とともに映像が消えると、舞台上に、ピアノとアンジェラ・アキのシルエットが映し出される。美しく繊細なイントロに合わせてスクリーンが落とされると、歓声が体育館中に響き渡った。なんと、ステージの上でアンジェラ・アキがピアノを弾いているのだ。

新曲「サクラ色」を悠々と歌う彼女を間近で見ようと、ステージ前に生徒たちが駆け寄る。それを見て、歌声を一層強くする彼女。曲が終わってもざわめいている生徒たちに向けて、彼女は“これから色々なことが起こると思うけど、一番大切なのは自分を信じることだよ”と語りかけた。

続いて、信じる力を歌った楽曲「THIS LOVE」を披露。この曲の持つ静と動のコントラストと、圧倒的な歌声が大きな感動を呼び起こした。“この曲を聴きながら、母校、先生、ご両親、仲間との思い出を思い浮かべてくれたら嬉しいです”と言って歌ったラストの曲は、かけがえのない故郷への想いを形にしたデビュー曲「HOME」。今まで以上に優しく、噛み締めるように歌う彼女の歌声に、母校がなくなってしまう寂しさと、高校時代の思い出を照らし合わせ、涙ぐむ生徒の姿もあった。

ライヴ終了後、アンジェラ・アキの“mtv JAMMED!”という掛け声に、生徒たちが全員で“完了!”と応え、今回の<mtv JAMMED>は無事終了した。彼らの過ごした青春の3年間と、同校の70年の歴史にピリオドが打たれたこの特別な一日は、アンジェラ・アキの素晴らしい歌声と共に、その場にいた全ての人の胸に刻まれた。

このライヴの模様は、3月18日の14時30分より、MTVジャパンで独占放送される。ぜひチェックしよう!

写真提供:MTVジャパン

☆<mtv JAMMED アンジェラ・アキ “do you wanna?”ver. with Sony Ericsson>【フォト・アルバム】
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