レミオロメン、新曲に秘められた生々しい感情

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JRAとレコード会社直営♪のテレビCMソングと聞いて、すぐに誰の楽曲のことか思いつく人もいるだろう。

上記2つのCMソングに起用されたのは、レミオロメンの新曲「茜空」だ。同曲が、3月14日にリリースされた。昨年5月にリリースし、大ヒットを記録した3rdアルバム『HORIZON』後、初となるシングルだけに、その注目度は高い。

気になる楽曲は、夢や情熱、そして未来への希望を、冬から春へ移り変わる季節感と、夜が明けるにつれ、茜色に染まっていく空の光景に重ね合わせて描いたミディアム・バラード。

“夢や未来を茜空に映し出した”なんて表現すると、ロマンチックな楽曲に聞こえるが、実はこの曲には、藤巻(Vo&G)の生々しい感情が込められているのだ。(■「茜空」PV視聴

2005年11月にリリースされた「粉雪」が大ヒットとなり、彼らは瞬く間に人気バンドとなった。2006年には初のアリーナ・ツアーを行ない、誰が見ても順風満帆のバンドに見えた。しかし、ツアー前の藤巻の心の中には、行き先の見えぬ不安があったようだ。昨年11月にリリースされたライヴ・アルバム『Flash and Gleam』に収録されている「アイランド」には、暗い海でもがく、彼の心の闇が描かれている。(■「アイランド」PV視聴

彼自身、「アイランド」が聴き手にどう伝わるのか、絶対の自信はなかったとのことだが、ツアーを重ねていく中で、確かな手ごたえを感じることができたという。孤独と向かい合った結果、自分を取り戻した彼は、支えてくれる周囲の人たちの気持ちを知り、光を見つけることができたのだ。

そんな悩みや苦しみで眠れぬ夜を過ごしていた彼が、夜明けに窓の外に見えた茜空を見て感じた素直な胸の内が、この曲には表れている。<心の声を必死で探していたら うっすら窓の外は白んでいった><始まりの孤独に染まろうと 瞳には未来が輝いている>と綴られた歌詞を見て、彼のリアルな気持ちをダイレクトに感じて欲しい。

また、昨年の12月16日に行なわれた横浜アリーナ公演の模様を収録したライヴDVD『“ISLAND OVER THE HORIZON”at YOKOHAMA ARENA』も同時発売される。こちらも要チェックだ。

3月9日には、桐朋女子高等学校の卒業式で、サプライズ・ライヴ<キットカット サプライズライヴ with レミオロメン>を行なった彼ら。同イベントは、ネスレ コンフェクショナリー株式会社が菓子の『ネスレ キットカット』を通じて行なっている、新生活を迎える人たちを応援する『きっと願いかなうキャンペーン』の一環で、今回のライヴは、レミオロメンの楽曲「3月9日」にちなんで企画された。彼らのライヴは、同校の卒業生たちへの素敵なプレゼントになったようだ。

音楽専門チャンネル・スペースシャワーTVでは、このライヴの模様を3月29日にオンエアする。リピート放送もあるので、見逃しそうな人は、放送スケジュールのチェックを忘れずに!

☆「茜空」PV視聴【期間限定】

◆リリース情報
ニュー・シングル「茜空」
【初回盤】VIZL-400 ¥1,300(tax in)
【通常盤】VICL-36400 ¥1,000(tax in)
2007年3月14日発売

◆スペースシャワーTV オンエア・スケジュール
番組タイトル:『KIT KAT SURPRISE LIVE』
放送日時:3月29日(木) 23:00-23:30
リピート放送:3月30日(金) 21:30~ / 4月1日(日)18:00~ / 4月3日(火) 13:30~
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