取り壊されるリンゴ・スターの生家、博物館で再建

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リバプールにあるリンゴ・スターの生家が、その地域の開発計画のため取り壊されることになった。家を残そうとのキャンペーンも起きたが、リバプール市議会は、スターが生後3ヶ月しか住んでいない場所に“歴史的意義はない”と判断した。

リバプール市はマーシーサイド地域の460軒の建物を解体し、新たな住宅を建てようとしており、マドリン・ストリートにあるスターの生家もその1つに含まれている。彼はこの家で3ヶ月過ごした後、その先20年暮らすことになるアドミラル・グローヴへ引っ越している。

BBCによると、家の取り壊しは決まったものの、ナショナル・ミュージアム・オヴ・リバプールが、ミュージアム敷地内にスターの生家を再建することを計画中だという。ミュージアムのスポークスマンは「現在、全ての関係者と交渉中だが、ここにリンゴの家を残すことができればと思っている」とコメントしている。

生家の解体には、リンゴ・スター自身も強く反対していた。

Ako Suzuki, London
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