英チャート、テイク・ザットが3週連続で制覇

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今週の英シングル・チャートは、先週に引き続き4週連続でテイク・ザットの「Patience」がトップをキープした。2位にはクリフ・リチャードのクリスマス・シングル「21st Century Christmas/ Move It」が初登場。リチャードのシングルがトップ5にエントリーするのは'99年以来初めてのこととなる。3位にはグウェン・ステファニーの「Wind It Up」が先週の8位から急上昇した。

今週はリチャードのほか、カスケイダの「Truly Madly Deeply」(4位)、007の最新映画『Casino Royale』のテーマ・ソングであるクリス・コーネルの「You Know My Name」(7位)、クリスティーナ・アギレラをフィーチャーしたディディの「Tell Me」(8位)、ポーグスの「Fairytale Of New York」(10位)が新たにトップ10入りした。'87年にレコーディングされたポーグスのトラックは、UKで定番のクリスマス・ソング。今年で4度目の再リリースとなる。

アルバム・チャートも先週に続き、テイク・ザットの『Beautiful World』がトップをキープ。彼らは3週連続で英チャートを制覇したことになる。2~6位も動きがなく、オアシスの『Stop The Clocks』、ウエストライフの『The Love Album』、イル・ディーヴォの『Siempre』、U2の『U218 Singles』、ビートルズの『Love』と続いた。

今週は動きが小さく、ニュー・リリースされたアルバムのトップ10入りはなく、スノウ・パトロールの『Eyes Open』が先週の14位から7位へ再浮上したのみだった。

Ako Suzuki, London
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