<SUMMER SONIC 06>オール・アメリカン・リジェクツ、灼熱地獄化したスタジアムがますます熱く

ポスト
コイツら、なんて愛すべきバカ共なんだろう。なんてたって、ドラムのクリスは、ドラムセットの前に蛍光テープで“ばか”の文字を入れ、ヴォーカルのタイソンは「ミズ、クダサイ」と頭をさげて、ステージ両脇から水の放射を浴びる。ファンに親近感を持たせるため、灼熱地獄化とした前方に詰め寄っているファンへの心遣い……。すべては、ファンのためだ。ボルテージがあがりっぱなしのメニューが続き、ファンも負けずにジャンプ&モッシュ。熱狂的なプレイではあるが、彼らの人柄がでているからか、どこか笑顔と親しみやすさが伝わってきて、アットホームな雰囲気さえ感じた。'04年に初出場、以来2年目2度目のサマーソニック参戦となったが、そのやんちゃぶりと、熱狂ステージはヒートアップ! 笑顔でステージを去っていったのが本当に好印象だった。

文●山田正樹


SUMMERSONIC 06 TOKYO
2006.8.13
MARINE STAGE

1.Dirty Little Secret
2.One More Sad Song
3.Top Of The World
4.My Paper Heart
5.Stab My Back
6.It Ends Tonight
7.Swing, Swing
8.The Last Song
9.Move Along

◆SUMMER SONIC 06特集はこちらから
https://www.barks.jp/feature/?id=1000025892
この記事をポスト

この記事の関連情報