日本語ラップの教科書的MIX CDがP-VINEからリリース!

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海外のラップは好きだけど、日本語ラップはちょっと……。なんて意見をしばしば聞くことがある。なぜだかわからないが、日本語ラップには抵抗のある人が多いようだ。しかし、これを読んでいるあなたが日本語のネイティヴ・スピーカーであり、かつヒップホップが好きならば、なによりもまず日本語ラップを聴かなくてならない。

そもそもラップは言葉を楽しむ表現手法だ。そのラッパーならではの言い回しや韻の踏み方、比喩表現などなど、そもそも言葉の意味が分からなければ、ラップの面白さは半減してしまう。

そんな人にオススメなのが、9月15日にP-VINEからリリースされるMIX CD『overrap Mixed by DJ KAZZ-K』だ。この作品は、キングギドラやMSC、イル・マリアッチなどをはじめする数々の歴史的な日本語ヒップホップ・アルバムをリリースしてきたレーベルP-VINEの音源を使ってステルスなどで活躍するDJ KAZZ-KがMIXをしたもの。前述のアーティストはもちろん、餓鬼レンジャーや刃頭、韻踏合組合、ラッパ我リヤなどなど、日本語ラップの歴史を語る上で重要なグループの音源が多数収録されている。

また、本作では横浜を中心に活躍するイルなラッパー、サイプレス上野がホスト役として、ヤバイMCを聞かせてくれる。しかも、収録時間74分以上にして、1,900円というお買い得価格! なんとなく、日本語ラップを聴かず嫌いになっているあなたも、是非この『overrap Mixed by DJ KAZZ-K』で、日本語ラップの面白さ、カッコよさを知ってほしい。
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