浜田亜紀子、新たな世界観を提示したツアー・ファイナル
最新ソロ・アルバム『あるようでないようで、あるもの』で、GO!GO!7188や前作とは一味も二味も違う世界観を提示した浜田亜紀子。そんな彼女が同アルバムを引っ下げて、名古屋、大阪と廻ってきたツアー<io world>が、12月11日(日)に無事ファイナルを迎えた。
この冬一番の冷え込みとなったライヴ当日、会場である渋谷CLUB QUATTROは穏やかな熱気に満ちていた。開演時間が近づくにつれ、その熱気は徐々に高まっていく。気が付けば、会場にはいっぱいのオーディエンスで埋め尽くされていた。やや押し気味でショウはスタートする。一曲目は、今回リリースされたニュー・アルバムから「月のしずく」。真っ白の幻想的な衣装ととも現れた彼女に、オーディエンスからは“かわいい!”というコールも。曲の持つメッセージを会場にいる一人一人に伝えるかのように歌う彼女の姿は、GO!GO!で見せる姿とは明らかに違っている。ジャズやロック、実験音楽など、さまざまな要素を取り込み、より完成度の高い音世界に向かっているのだ。それは前作『キラリ』でも見せた世界観であったが、今回のアルバム・リリース、さらに今回の<io world>を経ることでより進化したように感じられた。
選曲はニュー・アルバムを中心に前作からも代表曲と言える楽曲を演奏。アンコール前のラストソングとなった「君と僕ともどかしい距離」では、ポストロックを思わせる大胆なアレンジでオーディエンスの度肝を抜いた。彼女の新たな音楽に対する旺盛な好奇心が、素晴らしい形となって具現化されたソロ・プロジェクトは、GO!GO!ファンだけでなく、より多くの人にも注目してもらいたい、そんな風に思わせるライヴであった。
<浜田亜紀子LIVE TOUR io world@12/11渋谷クラブクアトロ>
月のしずく
陽だまり
無様
22
ヨーソロー
沈黙の海
しずく
まよなか
やさしい時間
さいはて
オシャレ地獄
遊歩道
羽
君と僕ともどかしい距離
~アンコール~
心のボール
この冬一番の冷え込みとなったライヴ当日、会場である渋谷CLUB QUATTROは穏やかな熱気に満ちていた。開演時間が近づくにつれ、その熱気は徐々に高まっていく。気が付けば、会場にはいっぱいのオーディエンスで埋め尽くされていた。やや押し気味でショウはスタートする。一曲目は、今回リリースされたニュー・アルバムから「月のしずく」。真っ白の幻想的な衣装ととも現れた彼女に、オーディエンスからは“かわいい!”というコールも。曲の持つメッセージを会場にいる一人一人に伝えるかのように歌う彼女の姿は、GO!GO!で見せる姿とは明らかに違っている。ジャズやロック、実験音楽など、さまざまな要素を取り込み、より完成度の高い音世界に向かっているのだ。それは前作『キラリ』でも見せた世界観であったが、今回のアルバム・リリース、さらに今回の<io world>を経ることでより進化したように感じられた。
選曲はニュー・アルバムを中心に前作からも代表曲と言える楽曲を演奏。アンコール前のラストソングとなった「君と僕ともどかしい距離」では、ポストロックを思わせる大胆なアレンジでオーディエンスの度肝を抜いた。彼女の新たな音楽に対する旺盛な好奇心が、素晴らしい形となって具現化されたソロ・プロジェクトは、GO!GO!ファンだけでなく、より多くの人にも注目してもらいたい、そんな風に思わせるライヴであった。
<浜田亜紀子LIVE TOUR io world@12/11渋谷クラブクアトロ>
月のしずく
陽だまり
無様
22
ヨーソロー
沈黙の海
しずく
まよなか
やさしい時間
さいはて
オシャレ地獄
遊歩道
羽
君と僕ともどかしい距離
~アンコール~
心のボール