<RIJF2005>ファンと一緒にタオルを振り回し大盛り上がりのTHC!!

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8/5のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005(以下、RIJF2005)、夕方4時になってもまだまだ暑いなか、緑に囲まれたステージSOUND OF FORESTにTHC!!(ティーエイチシー)が登場した。

ヴォーカルとラップの3人に、ギター、ベース、ドラムの計6人組のTHC!!。ハイトーンのヴォーカルKANAと、女性ラッパーRitz、その強力なヴォーカル2人のアクセントでもあり、力強い歌声で盛り上げる男性ヴォーカルKAIと、色とりどりでポップで、そしてなにより元気な楽曲を届けてくれるバンドだ。そんな彼らはみな、赤と白をメインとした衣装(といってもTシャツやタンクトップ)で、「Yeah Oh!!」~新曲「夏のルールで。」を披露。ステージに6人、しかも歌い手が3人もいるとステージが狭い! それでもそんなことお構いなしと騒ぐTHC!!は元気に騒ぎ、腿を高く上げて走り回るようなハイカロリー消費な動きも(笑)。

「去年も一昨年も(RIJFには)観客として遊びに来てたけど、今年やっと出れました!」とKAIはとても嬉しいそう。そしてこの直後、KANA(Vo)の歌い出しが鳥肌もののヒット曲であり彼らのメジャーデビュー曲「雪」をスタートすると、周りからどんどんと人が集まる、集まる! 彼らのキラーチューンは季節はずれのタイトルだけど、KANAのすばらしく通る声量が緑のステージに響き渡り、のめり込み、ステージを盛り上げるに充分相応しいナンバーだ。

そして、本邦初披露という新曲「オメデトウ」と「夏の夕暮れ」が続くと、「暑い人? もっと熱くなりたい人? タオル持ってる人は振り回して!」とメンバーが言うと、「Unstoppable(T2005)」へ。タイトルとおり、この興奮も感情も“止まらない!”といった具合にメンバーが弾け、サビになると観客みんながタオルを一斉に振り回し、ブンブンと音がするほど…! 誰もがタオルを首にかけている夏フェスだからこその知恵を、ここで活かし、盛り上げたTHC!!はさすが。こういった一体感を、バンドもファンも、思いっきり楽しめたライヴだった。

photo/RUI HASHIMOTO

セットリスト@<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005> SOUND OF FOREST 2005.8.5
01. Yeah Oh!!
02. 夏のルールで。
03. 雪
04. オメデトウ
05. 夏の夕暮れ
06. Unstoppable(T2005)

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010461

BARKS夏フェス特集2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016
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