初武道館、GO!GO!7188の堂々としたパフォーマンス

これまで数多くのライヴを行なってきた彼らも、ここまで大きな会場でワンマンライヴを行なうのは初めて。この“ロックの聖地”でどんなステージをみせてくれるのか……。そんな大きな期待と共に会場へ向かったのだが、3人を核としたGO!GO!らしいシンプルなステージ構成は変わらなかった。いつもと違うのは、その3人の姿が堂々と大きな存在感を放っていたことだ。ターキーのドラムとアッコのベースの作りだすどっしりとしたリズムと、伸びやかに響くユウのヴォーカルとギターが、武道館という“聖地”の大きさに負けることなく、会場を完全にロックさせていた。そして、女性2人がフロントマンに立つバンドならではの温かさも印象的だった。オフィシャル・サイト(http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/gogo7188/)で募集された武道館公演のオープニング曲は、アルバム『竜舌蘭』と同じ「赤い月に吠える夜」。シンプルなMCを挟みつつ、新作を中心に過去の名曲も織り交ぜ、いつものGO!GO!らしいテンポの良いステージが展開された。さらに、ステージ・バックのカーテンが、漢字のデザインやイラストへと早変わりしたり、ステージ上から火が噴き出したりと様々な仕掛けもあり、大きな歓声に会場が沸いた。

ソロ活動を経てバンドの2ndステージへと突入したと言っていいGO!GO!7188。今後もバンドとして、更なるミラクル・パフォーマンスをこれからも観せてくれるに違いない。
尚、この武道館ライヴの模様が、今年3/16にDVDとしてリリース決定! 残念ながら観にいけなかったファンも、武道館で2時間近くのパフォーマンスを満喫したあなたも、ぜひチェックして欲しい、ライヴDVD作品だ。
★BARKSでの『竜舌蘭』特集は下記アドレスにて。
https://www.barks.jp/feature/?id=1000003326