アリシア・キーズ、出版契約トラブルで訴えられる

今年と来年にかけて２冊の本の出版を控えているアリシア・キーズが、彼女の出版契約を手伝ったブック・エージェントに訴えられていると、Celebrity Justiceが報じた。

訴えているのはマンハッタンのブック・エージェント、Lukeman Literary。訴状によると、彼らはアリシア・キーズが出版社Bantam Dellと100万ドル（約１億1,000万円）で複数の本を出版する契約の交渉をしていたが、同時に彼女は無断でライバル出版社とも交渉を進め、結局同条件の100万ドルでライバルのPutnam Booksと契約を結んだという。

Lukeman Literaryはアリシア・キーズがPutnam Booksと金額の交渉をするために利用されたとし、彼女がBantam Dellと契約していた場合に支払われるはずだった手数料15％の支払いを求めている。

アリシア・キーズの代理人はこの訴訟が「無価値だ」とし、アリシア・キーズとLukeman Literaryの間に契約書がなく、彼らが法的なエージェントではなかったと主張している。また、Lukeman Literaryの弁護士は契約書がなかったことを認めながらも、それが彼女の行動を正当化するものではないと訴えている。

K.Omae, LA