【ライブレポート】ReN、ツアー<Riot Tour ~今こそ立ち上がれ!~>完走 EXシアターで熱狂のファイナル

ReNが、6月20日(金)に東京・EXシアター六本木で全国ツアー<Riot Tour ~今こそ立ち上がれ!~>のファイナル公演を開催した。全8公演にわたるこのツアーを完走し、各地で届けてきた熱量をそのままに、最終公演も観客の心を揺さぶる内容となった。

ループステーションやエフェクターを駆使し、たった一人でステージに立ちながらもバンドサウンドさながらの厚みある演奏を生み出すのがReNのスタイル。今ツアーは、2025年最初のリリースとなったデジタルシングル「Riot」や、4月4日(金)に配信されたEP『Early Project 2』を携えて行われた。
東京公演は、「Riot」を皮切りにスタート。続く「存在証明」へとつなぎ、“今こそ、立ち上がれ”というメッセージを音に込め、強い意志を帯びた歌声と共に、ループで重ねられるサウンドが観客の身体を揺らしていく。瞬く間に会場の空気を掌握し、冒頭から一気にトップギアで駆け抜けた。

中盤にはアコースティックギターによる弾き語りパートもあり、そこではReNの優しく温かみある声が際立つ。なかでも「あーあ。」では、観客とのコーラスが自然と起こり、会場全体がひとつになった。
終盤には、自身初となるピアノ演奏で「We’ll be fine」を披露。ピアノの音色とともに言葉が染み渡るように響き、やわらかく会場を包み込んだ。そして、「Teenage Dreamers」で本編を締めくくり、オーディエンスの熱狂と共にステージを終えた。

アンコールでは、ReNがキャリアの初期に書いたという「生きる」を数年ぶりにパフォーマンス。原点ともいえるこの楽曲に、ReN自身の現在地が重なり、ツアーを締めくくるにふさわしい余韻を残した。
ソロアーティストとして、1人で音を構築する挑戦を続けながら、観客とのつながりを何よりも大切にしてきたReN。ツアーを経てさらなる深化を見せた彼の今後に、引き続き注目が集まりそうだ。

photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER)
<Riot Tour ~今こそ立ち上がれ!~>
6月20日(金)
1.Riot
2.存在証明
3.Aurora
4.Tell me why
5.僕のミニ四駆
6.Sheffield
7.Why so serious?
8.あーあ。
9.Precious
10.Free to go
11.Rainbow
12.Shake Your Body
13.Life Saver
14.We’ll be fine(Piano ver)
15.Passion & One Last Try(Mash up)
16.Teenage Dreamers
EN.1.Friends Forever
EN.2.生きる
EN.3.Lights
ReN デジタルEP『Early Project 2』
2025年4月4日(金)配信リリース(ダウンロード・ストリーミング)
『Early Project 2』 ダウンロード / ストリーミングはこちらから。
https://ReN.bio.to/EP2
1.Riot
2.Why so serious?
3.Precious
4.Free to go
5.シャンデリア

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