レッド・ツェッペリン、著作権の1割が売りに出される

最近、自身の音楽の権利を売却するミュージシャンが増えているが、レッド・ツェッペリンはそれとは異なる形で、著作権の一部が売りに出された。バンドのマネージャーだった故ピーター・グラント氏の娘、ヘレンさんが手放すことを決断したという。
グラント氏はもともと著作権の20%を所有しており、1995年に彼が亡くなった後、娘と息子がそれぞれ10%ずつ相続した。ヘレンさんは今週初め、英国の新聞『The Times』紙のインタビューで、それを売却すると明かしたそうだ。
この売買を仲介する会社New Media Lawは、取引には録音された音楽、パブリッシング、バンドの名義やロゴなどのトレードマークに対する権利等が含まれていると、『Music Business World』に話している。「彼女の父親はレッド・ツェッペリンのマネージメントをしており、ツェッペリンの会社数社の20%を所有していた。名義やトレードマークが含まれているとても稀なもの(取引)だ」という。
すでにいくつかの会社、人々が興味を示しており、話し合いが行われているそうだ。
Ako Suzuki
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