アリス・クーパー、ツアー延期で「その時間にアルバムを完成させる」

3月末から開催予定だったツアーを、新型コロナウイルスの影響により秋に延期したアリス・クーパーは、空いた時間、ニュー・アルバムの仕上げに取り掛かるそうだ。
彼は、「俺らのマネージメントが延期した公演の調整に取り組む一方、俺はニュー・アルバムの仕上げにかかる。完成間近なんだ」と、『Rolling Stone』誌に話した。アリス・クーパーは昨年秋、彼のホーム・タウン、デトロイト・シティのガレージロック・ヒーローに敬意を表し、カバー・ソング6曲を収録したEP『Breadcrumbs』をリリースしているが、スタジオ・アルバムは2017年発表の『Paranormal』以来となる。
昨年11月には、その新作について「『Breadcrumbs』は、君らを次のアルバムに導くようなものだ。ニュー・アルバムは全てオリジナルの曲だ。オリジナルの(アリス・クーパー・)バンドがプレイする。俺らは、The O.G.’sって呼んでる。オリジナルの連中だ。2、3曲、彼らと作った曲がある。それに、いつもは行かないようなところへ行ってる。なぜなら、いつもとは違うライターたちと作ってるからだ。俺は気に入ってるよ。これはアリス・クーパーらしいアルバムだが、いつもとは違うフレーバーがあるだろう」と話していた。
5月30日から開催予定の北米ツアーについては、まだ言及されていない。
アリスは、新型コロナウイルスに世界が揺れるいま、「俺らは共にある。エンターテイナーだろうがファンだろうが、金があろうがなかろうが、男でも女でも、年寄だろうが若かろうが。俺らは一緒にこれを乗り越える。そうすれば、俺らは元の道に戻り、自分が愛することができる」と鼓舞している。
“We’re all in this together. Whether you’re entertainer or fan, rich or poor, male or female, old or young. And we’ll get through this together. And when we do, we’ll be back on the road, doing what we love to do.”
via @RollingStone https://t.co/zHBqSmjqQv pic.twitter.com/GxHPxxhQBN
— Alice Cooper (@alicecooper) March 18, 2020
Ako Suzuki







