サミー・ヘイガー「人生最後の公演は、ヴァン・ヘイレンを希望」

サミー・ヘイガーは、最後にもう一度、ヴァン・ヘイレンとプレイしたいそうだ。もし人生であと1回しか公演ができないと言われたら、彼らとのパフォーマンスを望むという。
ヘイガーは『OC Weekly』のインタビューで、ヴァン・ヘイレンについて問われると、こう話した。「リユニオンが1つだけあるとしたら……、もしもう1回チャンス、もう一度だけ人々を集められるっていうなら、俺はヴァン・ヘイレンを選ぶ。ツアーとかアルバムを作るとか、継続するっていうんじゃない。俺らはそういう状況にはないからな。個人的に、俺は彼らと同じ思考回路にはなれないと思う。思考回路が違うんだから、一緒に何かを作ることはできないだろう。でも、もう1回、楽しい時間を過ごすなら? ヴァン・ヘイレンが1番、それのみだ」
「もし、人生であと1回だけ公演が残ってるって言われたら、俺は誰とやりたいかって? エディ(・ヴァン・ヘイレン)、アレックス(・ヴァン・ヘイレン)、マイケル(・アンソニー)だ。あの素晴らしい時間、一緒に作った音楽は、俺の人生、音楽人生、キャリアのピークだった」
モントローズ時代やソロ活動でも楽しい時間、ヒットはあったが、ヴァン・ヘイレンは別格だったという。「全て1位、全公演がソールドアウト、世界中のあらゆる場所、あらゆるサイズでの公演……。俺は、Cabo Wabo(レストラン)を始めることができたし、誰からも知られる存在になれた」
もし、ヴァン・ヘイレン兄弟にその気がなければ、「彼らの家の前に車停めて、“俺はここを離れない”って言ってやる」と意気込んだ。
ヴァン・ヘイレンはこの夏、マイケル・アンソニーを迎え、北米でスタジアム・ツアーを開く計画を立てたようだが、何らかの理由により実現しなかった。残念ながら、このときヘイガーには声がかからなかった。
Ako Suzuki







