ネヴァーモア/サンクチュアリのウォーレル・デイン、死去

ネヴァーモアやサンクチュアリのヴォーカリストだったウォーレル・デインが水曜日(12月13日)亡くなった。心臓発作を起こしたと伝えられている。まだ56歳だった。
デインはレコーディングのためブラジル・サンパウロに滞在中で、彼のバック・バンドのギタリスト、Johnny Moraesが同国のニュース・サイトUOLに話したところによると、デインは夜、アパートメントにいる際、発作に襲われ、Moraesが心臓マッサージを施したものの、救急車が到着したときにはすでに死亡していたという。
デインのFacebook等からまだ正式発表はなされていないが、サンクチュアリは「今日、ウォーレル・デインが亡くなったとの知らせで目覚めた。何と言っていいのかさえわからない。30年以上に渡る友人、ブラザー、音楽仲間が亡くなった。いま、俺は完全にショック状態にある」とのコメントを発表した。
また、サンクチュアリのデビュー・アルバム『Refuge Denied』(1988年)に参加したメガデスのデイヴ・ムステインは、「ウォーレルが亡くなったと聞き、ものすごく悲しい。一緒に彼の1stアルバムをレコーディングしたんだ。俺らはファミリーだった。彼は多くの人々にとって大切な存在で、本当に多くの人々が彼を愛していた。彼のレガシーは彼の曲とヴォイスと共に生き続ける」と、追悼した。
So incredibly sad to hear that Warrel has passed. I recorded his first album with him, we were family. He was important to so many people and so many loved him. His legacy lives on with his songs and his voice. pic.twitter.com/iD1ttnXk4W
— Dave Mustaine (@DaveMustaine) 2017年12月14日
デインは9月、2018年前半に2枚目のソロ・アルバムをリリースすると発表したばかりだった。Moraesによると、アルバムは完成間近だったという。
合掌。
Ako Suzuki




