【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・KRAD、ダークな歌に込められた思い

2015年より活動しているヴィジュアル系バンド、KRADの魅力はヘヴィでダークな楽曲。4月14日(金)開催の<千歌繚乱vol.11>に出演することが決定しているが、その前にヴェールに包まれた彼らの素顔に迫ってみた。
※本記事は4月14日(金)に開催の<千歌繚乱vol.11>で来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。
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■暗い歌って必要だと思う
■暗い影があるからこそ明るい光がある
――KRADさんはどんなバンドですか?
悠(Ba):僕たちは重厚でダークな曲をメインにしていて、激しく熱いステージを売りにしているバンドです。もちろんヴィジュアル系バンドなので、世界観も大事にしていますがどちらかというとライブ感が強いかもしれません。
宗(Vo):アーティスト写真から見えるイメージではヴィジュアル系っぽいなと思われるかもしれませんが、割と硬派で男っぽいライブをしています。
▲宗(Vo)
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――確かに楽曲を聴いていてもダークかつ男らしいのが伝わってきます。
蜜爪(Dr):楽曲を制作するときは、ヘビーなサウンドにキャッチ―なメロをのせるというのがこだわりです。昔は好きなように曲を作っていましたが、最近はしっかりこの部分を意識して曲を作っています。
――歌詞については?
宗:僕が書いていますが、やはり歌詞もマイナスイメージな曲が多いですね。恋愛の歌詞を書いていても結局バッドエンドになったりして。でも、暗い歌って必要だと思うんです。暗い歌があるからこそ日常の幸せに気付くことができたり、暗い歌に励まされることだってありますよね。歌に限らず何でもそうですが、物事には光と影の部分があって、暗い影があるからこそ明るい光があるんだと思っています。
――同感です。実体験に基づいて歌詞を書かれることが多いのですか?
宗:映画などからインスピレーションを受けることもありますが、最近の曲では自分が思ったことや感じたことを歌詞にしています。
蜜爪:僕、昔から歌詞って興味なかったんです。でも宗の書く歌詞ってすごく良くて。ぜひ歌詞にも注目してKRADの曲を聴いて欲しいです。
▲繭(Gt)
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――こうして話していても硬派なのが伝わってきますが、普段あまり表に見せないみなさんの素顔も知りたいです。
悠:僕はバンド内のお母さん的な存在ですね。みんな普段はよくしゃべるんですがこういう場になるとあまりしゃべらなくなっちゃうので、僕がこういうときに世話焼いたり(笑)。
蜜爪:僕はメイクも一番濃いし独特のルックスしてますが、意外とバンド内ではまとめ役なんです。
宗:僕はクールな感じかな。売りは声の低さ。最近僕みたいな声質のボーカルってあまりいないので、それが色になっていると思います。
繭(Gt):そして僕がイケメン担当です。
蜜爪:それ、自分で言っちゃって大丈夫(笑)!?
――繭さん、あまりしゃべってくれないと思っていましたがしっかりアピールしてきましたね(笑)。ライブでもMCなどはあまりないんですか?
宗:基本的にみんなしゃべるのが苦手で。これまではほとんどMCをしてこなかったんですが、試行錯誤してMC増やそうと頑張っているところです。でもいかんせん声が低いので、暗い雰囲気になってしまう…。
悠:だから、主にMCでしゃべっているのは僕とサポートギターのNAOくんなんです(笑)。










