いい音爆音アワー vol.56 「ストリングス(弦楽多重奏)特集」

いい音爆音アワー vol.56「ストリングス(弦楽多重奏)特集」
2015年7月15日(水)@風知空知
ポップ・ミュージックにストリングスが加わると、とたんにサウンドに広がりと潤いが生まれます。一口にストリングスと言っても、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという楽器の特色、それぞれ何人編成にするかという人数の設定、それらをどう料理するかでその味わいは千差万別です。そしてドラム、ベース、ギターのようにヘッドアレンジというわけにはいかず、ちゃんと音楽を勉強した人でないとアレンジも指揮もできません。それゆえ、ポップ・ミュージックの場合はストリングス・アレンジだけ「プロ」にお願いするというケースも屢々。そんな職人の世界を堪能してみましょう。
福岡智彦 (いい音研究所)
セットリスト
Prince「The Sun, The Moon And Stars」
「かつてプリンスと呼ばれたアーティスト”The Artist 4merly known as Prince”」の時代。でも、プロデューサー・クレジットは”Prince”。
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20th アルバム『RAVE THE UN2 JOY FANTASTIC』(1999年11月9日発売)収録
arranged, composed & performed by “シンボル”/プロデュース:Prince
NPG Orchestra arr. & conducted by Clare Fischer (NPG=”New Power Generation”)
クライヴ・デイヴィスのAristaに移籍後初アルバム。全米18位
プリンス:
1958年6月7日、米国ミネソタ州ミネアポリス生まれ。
1978年、デビュー・アルバム『For You』リリース。
1982年、2枚組アルバム『1999』がブレイク、全米で400万枚を売り上げた。
1984年、アルバム『Purple Rain』リリース。全米1位に24週間。
1994年発売のアルバム『Come』において「プリンスの死」を宣言、シンボルを名前とした。
2001年、Prince名義としては9年ぶりのオリジナル・アルバム『The Rainbow Children』をリリース。