サミー・ヘイガー、エディーに「お前は嘘つきだ」

2015.06.20 15:58

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エドワード・ヴァン・ヘイレンが『Billboard』誌のインタビューで元バンド・メイト、マイケル・アンソニーを批判したことに、サミー・ヘイガーが怒った。

◆サミー・ヘイガー画像&映像

エディは、アンソニーについて「彼にどうやってプレイするか教えなきゃならなかった」と話した後、彼のヴォーカルにも触れ、「彼はシンガーじゃない。ただべらぼうな声域を持ってるだけだ」と続けた。

「シンガーとしては、彼より俺のほうがソウルがある。よくみんな、ヴァン・ヘイレンの曲のマイクの声について話すが、あれはマイクの声と俺の声をブレンドしたものだ。彼のだけじゃない」

この発言に対し、アンソニーと親しいサミー・ヘイガーはブラザーをかばいたいと、Facebookにこう話す映像を公開した。「彼らがマイキーを追い詰めるのを見るのは、本当にイラつく。マイキーは、ヴァン・ヘイレンに何もしてないじゃないか、何もな」

「マイキーはあのバンドで最も忠誠心のある奴だった。リハーサルで、最初に来て最後に出ていくのが彼だった」「100%捧げていた。あいつらを傷つけることなんか何もしてない。それなのに、連中は繰り返し、繰り返し彼を傷つけようとする」

「エディは(アンソニーに)どうやってプレイするか見せた、曲を教えたって言ったが、これは俺がいままでの人生で耳にした最大のたわ言だ。俺はあのバンドに11年いたが、エディが彼にどうやってプレイするのか教えている映像なんかない」「なんで連中が彼をこうやって追い詰めるのか、わからない」

「彼は世界で最高のロックンロール・ベース・プレイヤーの1人だ。マイケル・アンソニーはロックンロール・ベース・プレイヤーのトップ5に入る」

「“マイケル・アンソニーはサイテーだ”マイキーにそんなこと言うエディ・ヴァン・ヘイレンよ、ファック・ユー。お前は嘘つきだ」。ヘイガーは「俺はホントにムカついてる」と、怒り心頭のままその場を去った。

エディは『Billboard』誌のインタビューで、デイヴィッド・リー・ロスに対してもこんな発言を。「彼は俺の友人にはなりたがってない。ロスの自分自身に対する認識は、現実の彼の姿とは違う。俺らはもう20代じゃない。60代だ。60歳らしく振る舞えよ。俺はもう髪を染めるのはやめた。自分がもう若くはなれないことを知っているからね」「彼はロック・ミュージックが好きなんじゃない。ダンス・ミュージックが好きなんだ」

ヴァン・ヘイレンは7月5日から北米ツアーをスタートする。

Ako Suzuki

◆LINE MUSIC「A Different Kind Of Truth – Van Halen」プレイリスト

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