ZZトップのビリー・ギボンズ、ラテン音楽を制作

ZZトップのビリー・ギボンズが、キューバ音楽を制作しているという。自ら“ブルース&ロックンロール・プレイヤー”と称するギボンズだが、ラテン音楽との関係は長く、意外ではないそうだ。
彼は『Rolling Stone』誌のインタビューでこう話した。「13歳のときギターを手に入れ、芸人だった父親がティト・プエンテからラテン・パーカッションを学ぶようにって俺をニューヨークへ送ったんだ。マラカス、ティンバレス、クラベス、ボンゴ……、ありとあらゆるものを習ったよ。それに2年メキシコに住んだおかげで、トラブルに巻き込まれるには十分のスペイン語がわかる」
サイド・バンドも結成し、制作中の音楽は「ゆるく風変りで、ZZトップのブルースのバックグラウンドからは思いもよらぬ展開」になっているそうだ。ソロ・アルバムとしてリリースしたいと考えているという。
ビリー・ギボンズは奇しくも6月にキューバを訪れることが決まっている。彼にもその理由は不明だが、ジャズ・サミットでプレイするようオファーがあったという。
ZZトップは3月3日から北米ツアーをスタート。2014年夏、ベーシストのダスティ・ヒルがツアー・バスの中で転倒し負傷したため、一部日程をキャンセル/延期したジェフ・ベックとのジョイント・ツアーも4月後半から再開する。
Ako Suzuki







