フラムFCが降格したのは、マイケル・ジャクソンの銅像を撤去したから?

フラムFCがプレミアリーグから2部へ降格することが決定したが、前オーナーのモハメド・アルファイド氏によると、それは幸運を呼ぶマイケル・ジャクソンの銅像を撤去したからだそうだ。
アルファイド氏は、チームのオーナーだった2011年にフラムFCのホームスタジアム、クレイヴン・コテージの外にこの銅像を建立。しかし、新オーナーのシャイド・カーン氏から撤去するよう言われたという。
マイケル像はマンチェスターにあるナショナル・フットボール博物館へ移転されたが、『The Guardian』紙によると、アルファイド氏は火曜日(5月6日)その除幕式でこう話したそうだ。「この像はお守りのようなものだった。チームから幸運を持ち去ったことになり、そのつけを払わなくてはならなくなった」
「(カーン氏から)動かすよう申し出があったとき、“正気か?”って言ったんだ。これはファンが泣いて欲しがる、素晴らしい銅像だ。そしていま、彼はその代償を支払った。降格されたんだ。電話してきたよ。マイケルを返して欲しいって。でも、とんでもないって答えた」
アルファイド氏はマイケルと親交があり、マイケルは1999年にフラム対ウィガンの試合を観にクレイヴン・コテージを訪れたことがあるという。彼が大のサッカー・ファンだったのかは不明だが、銅像は現在、1966年にイングランド・チームがワールドカップで優勝した際のボールや名選手ジョージ・ベストのシューズなどサッカー関連のコレクションと一緒に展示されている。
銅像がスタジアム敷地内に建立された当時、フラムFCのサポーターからは「なぜ、ここに?」と戸惑いの声が上がっていた。
Ako Suzuki, London







