ポール・マッカートニーの息子、父プロデュースのデビューEPをリリース

ポール・マッカートニーの息子ジェームス・マッカートニー(32歳)が、父プロデュースのデビューEP『Available Light』をリリースする。すでにライヴ活動は行なってきたが、オフィシャルにレコードをリリースするのはこれが初めてとなる。
ジェームスは、ギターだけでなくマンドリン、ピアノ、ベースも弾くマルチプレイヤー。彼のミュージックは「ザ・ビートルズ、ニルヴァーナ、キュアー、PJハーヴェイ、レディオヘッド、それに素晴らしい音楽すべてにインスパイアされている」という。「基本的にロックンロールで、クリーンなサウンドとヴォーカルだ。アルバムでは、スピリチュアルなこと、愛、家族、人生の問題を解決しようする姿勢なんかを歌っている。10年かけて作った曲だ」
5曲収録のEPは、デヴィッド・カーン(『Paul McCartney In Red Square』『Back In The U.S.』)とポール・マッカートニーがプロデュース。オリジナルだけでなく、ニール・ヤングの「Old Man」のカヴァーも入っているそうだ。ジャケ写は一瞬「お父さん?」と見間違えてしまうほどソックリな写真をフィーチャー。父縁のアビー・ロード・スタジオもレコーディングに使用された。
その父マッカートニーは2010年春に行なわれたジェームスの初ツアーを見に訪れ、“親バカ”ぶりを発揮したといわれている。
デビューEP『Available Light』は9月21日にリリースされる。
Ako Suzuki, London







