五十嵐公太の果報は寝て待つ!第7回「食べモノ」


自分の手をじっくりと見てください。
ツメ、皮膚、毛?
当たり前のことですが、これらすべてが、きのう?いや、もうちょっと前に自分が食べたすべての食材でできてるってこと。
ハンバーグ食べました…皮膚
チキン食べました…筋?
野菜食べました…毛?
かなりアバウトな表現ですが、そういうふうに具体的に意識することって意外に少ないと思いません?だって、皮膚の細胞と今朝の納豆…直結しないもの。
最近は健康ブームだったりもするから「健康に良いもの食べましょう!」って良く耳にするけれど、じっさい自分の手とか腕とか見て、ちょっと皮膚を摘んだりとかしてみて
「ふーむ、、、」
「この皮膚…いつもの朝のシリアルでできている!?」
20代の頃、バンドのリハーサルの前はいつもファーストフードのハンバーガー&コーク。食事はとにかく質より量!おなかがイッパイになれば何だって良い訳で。
でも体調は今より良くなかった。とにかく寒がりで、すぐおなかも壊すし顔色もわるい。顔、肌、皮膚、細胞…?
そうですか!これらすべてがあのハンバーグやコンビニの甘いパンで構成されていた!? 水分はコーク。時代がそこまでシビアじゃないから、防腐剤もたっぷり~!?
親はウルサかったけど(笑)、残念ながら当時はそこまでは考えてなかった。
最近はどうなんだろう?世の中も変わった?みんな食べ物を意識しだした?それとも、そんなに変わってない?
スーパーにはカップラーメンが山積みになってるし、あそこのファーストフード店にはあいかわらずクルマの行列が…。クセになる味。
ま、いいけどね…
もういちど、自分の肌をつまんでじっと見てください。「これは、さっき食べた卵からできているんです。」ならば、グッドじゃないですか!?







