ノエル「オアシスがアメリカで成功しなかったのはリアムのせい」

ノエル・ギャラガーは、オアシスがアメリカでブレイクしなかったのは、弟リアムのせいだと考えているそうだ。リアムはアメリカ進出にそれほど真剣ではなかったらしい。1996年夏、バンドがアメリカ・ツアーに向けロンドンの空港を離れようとしているまさにそのとき、「行かれねえ」と言い出したそうだ。
ノエルは、スコットランドの『Daily Records』紙にこう話したという。「今でも、俺たちがアメリカでブレイクしなかったのは奴のせいだと思ってる。世界中で大ヒットしたアルバムがあって、大切なアメリカ・ツアーをスタートしようっていうあの時期に、空港に到着したあいつは飛行機には乗れないってバカげた言い訳をして、俺らを途方に暮れさせたんだ。あのときリアムは“ものすごくやりたいが、引越しがある。アホなヤンキー達の前でプレイしてたら、家探しが出来ないだろ”って抜かしやがった」。
当時、彼らのアルバム『(What’s The Story) Morning Glory』はアメリカ・チャートの4位につけており、同国でプロモーションするには絶好の時期だった。ツアーは当初、リアム無しでノエルをヴォーカルに実行されている。
このときのリアムは、アメリカでの成功に関心がないだけでなく、バンド全体の活動に対してやる気がなかったようだ。その数日前ロイヤル・アルバート・ホールで行なわれたMTVアンプラグドでは、収録直前に喉の不調を訴え、出演をキャンセル。代わりにノエルがヴォーカルを取ったものの、リアムは客席でビールとタバコを手に野次っていた。
ノエル関連ニュースとして、スコットランド、グラスゴーのショップで買い物中、店員の対応とディスカウントに気をよくした彼は、店員にグラスゴー公演のチケットをプレゼントしたそうだ。その数は、なんと30枚にも及んだという。
Ako Suzuki, London







