USBメモリーにウイルス混入

USBタイプのフラッシュメモリーは、ちょっとしたデータ(厳密にいうと、2Gバイトくらいまでの“ちょっとした”データ)をパソコンから別のパソコンに移すのに便利。
でだ、データと一緒にウイルスまで移してしまおう、という話のような、そうでない話。
バッファローのUSBメモリーにウイルスが混入していることがわかった。ウィルス混入の可能性がある製品は、指紋認証機能つきのUSBメモリー「RUF2-FS」シリーズの512Mバイト版、1Gバイト版、2Gバイト版。対象となるシリアル番号は、製造コードが07/09/11で、シリアルが512Mバイト版と1Gバイト版は000001~000360の一部、2Gバイト版が000001~000120の一部という(詳細は下記リンク)。
混入しているウイルスは、通称「トロイの木馬」。オンラインゲームのIDとPASSWORDを取得するタイプのものだ。
というわけで、今この記事を読んで顔が青ざめた人は、下記詳細ページで対処方法を確認してほしい。
また、“ウイルスなんて他人事…” “オンラインゲームやらないから大丈夫” とか思っている人は、きっとそのパソコン、ウイルスかスパイウェアにやられているので、一度チェックしてみてはいかがだろうか? トレンドマイクロのページで無料ウイルスチェックができる(なお、このサービスではスパイウェアは感知しない。つまりシロだったとしても、あなたのパソコンから個人情報が漏れている可能性はないとは言えないわけだ)。
いずれにしても、すべてのユーザーは、危機感を持ち、そして他人に迷惑をかけないよう、モラルある行動でパソコンを利用したいもの。モラルのない“自分さえよければ”という行動が、周りに多大な影響と損害をもたらし、そして大切なものを失うことになる、と、担当者はここで警告しておく。
■ USBフラッシュメモリ 不具合のお知らせとお詫び(バッファロー)







