マイケル、死亡した入院患者の家族から訴えられる
マイケル・ジャクソンが、2年前に死亡した女性の家族から訴えられている。この女性マヌエラ・ゴメス・ルイス(当時73歳)は重病で入院していたにもかかわらず、風邪で病院を訪れたマイケルのため病室を引き渡さなくてはならなかったという。
ルイスの家族は、ジャクソンとカリフォルニアの病院マリアン・メディカル・センターに対し訴訟を起こした。彼らの訴えによると、’05年2月15日、心臓発作を起こし生命維持機をつけていたルイスは、マイケルの来訪により突然、治療室を移され、その日のうちに亡くなったという。
マリアン・メディカル・センターは遺族の訴えに対し「何もメリットはなく、世間の注目を浴びようとする軽率な行為」だとコメントしている。病院はルイスの死に深く同情するとしながらも、「患者のケアと安全は我々の最優先事項だ」と彼らの訴えが不当であることを主張した。
ジャクソンはその日、幼児虐待に対する公判があったが、この入院を理由に裁判所への出廷をキャンセルしていた。
Ako Suzuki, London







