アップル、モノクロ液晶iPodの発売終了を発表

アップルコンピュータは、モノクロ液晶のiPodシリーズの発売を終了し、カラー液晶を搭載した製品をiPodとして発売していくと発表した。
かつて、モノクロ液晶のiPodシリーズとカラー液晶を搭載するiPod photoという2ラインだった製品群を統合し、新しいiPodは20GBモデルと60GBモデルの2製品のみとなる。黒いボディが印象的なiPod U2 Special Editionもカラー化される。
新しいiPodは、220×160ドット・6万5536色表示できるカラー液晶ディスプレイを搭載するほか、メニューに「Podcast」機能が追加されている。
ポッドキャストとは、インターネットでRSS配信されている音声・映像コンテンツをiPodでダウンロードして見たり聞いたりできる、ネットラジオのようなサービス。2004年後半に米国で登場し、個人・企業などが独自のPodcastコンテンツを活発に発信している。日本国内での普及は今ひとつだが、iPodが公式にサポートすることになったことを受けて、今後の国内展開も期待できそうだ。
同時に、iTunesも4.9にバージョンアップされ、正式にPodcast機能をサポートするようになった。現在ではMacOS版のみの公開だが、近日中にWindows対応版もリリースされる予定だ。
新iPodの価格は、20GBモデルが3万2800円、60GBモデルが4万5800円。カラー化されるiPod U2 Special Edition(20GB)は3万6800円となっている。







