タイジ:自分にとってでかかったのは、櫻井(敦司)くんとtobaccojuice。櫻井くんはやっぱすごいよね。世代が一緒で“BUCK-TICK現象”とかステッカーもリアルに見てたしBUCK-TICKの存在は知っとったけど、活動してたエリアが違うからそんなに詳しくは知らなかったの。でも依頼が来て、初めて一緒にやろうってなって酒呑みに行ったら、すっごく面白い人で。歌詞も強力ですよ。櫻井敦司の初のソロやし、いろんなすごいミュージシャンがやってるし「負けられねぇ!」って全力投球するワケ。その全力で投げた球をまた、「胎児」っていうすごい歌詞でカキーンと飛ばすから。もぅ面白かった。新潟エイド(※2)とかも出てもらったり、結婚式で歌ってもらったり、仲良くしてもらってます。で、新潟エイドで「こちらがKyoto Jazz Massiveの沖野修也です。こちらがBUCK-TICKの櫻井敦司です」って二人を紹介できたんですよ。もぅ、俺はものすごい大きい仕事をしたなと思った(笑)。
(※2)新潟エイド—–2005年1月23日に渋谷AXにて、新潟中越地震復興支援のために行なわれたチャリティ・ライヴ。佐藤タイジの呼びかけにより、中條卓(シアターブルック)、浜崎貴司、MCU、Leyona、沖野修也(KYOTO
JAZZ MASSIVE)、櫻井敦司(BUCK-TICK)、清春、tobaccojuiceらが出演。イベントの収益金は、実施後に収支明細を明らかにした上で、日本赤十字社新潟県支部、及び新潟県共同募金会に寄付された。さらに、新潟エイド実施決定後に起こったスマトラ沖地震の被被災者への義援金として、収益金の50%を日本赤十字社 海外救援金口座に振込む事を、発起人、出演者、主な主催者、企画制作者の話合いの上で決定した。