ブリトニーの新曲ビデオはさらにショッキングな内容
ブリトニー・スピアーズが恋人と喧嘩して高級スイートのバスルームで自殺。場所はラスベガスの一流ホテル。バスタブがあふれ赤い液体が流れている。近くにはフタの開いた薬のビンが置いてあった。……といってもこれは新ビデオ「Everytime」の中でのこと。MTVによると、ビデオは彼女をとりまく様々な噂や報道に反応したものだという。監督を務めたのはデビッド・ラチャペルで、ニコラス・ケイジ主演の映画『リービング・ラスベガス』(’95年)からヒントを得た。
テレビを観ていたボーイフレンドは薬を飲んでバスタブに浸かったブリトニーに気付く。彼は動かなくなった彼女を蘇生しようとするが、今度は一転して“透明な”ブリトニーがホテルを出る。無傷の彼女はパパラッチをよそ目にまるで霊体のごとく闇へ消えて行く。
MTVはこう伝えている――自殺? 生存? 再生?。ファンに解釈を任せたこの新ビデオは、セクシーな映像を盛り込んで話題となっている「Toxic」に続くもの。答えのないこの疑問に議論は尽きそうもないようだ。
一方、“現実”のブリトニーは現在ワールドツアー中。最新作『In The Zone』をプロモーションする“Onyx Hotel Tour”は3月2日(火)、カリフォルニア州サンディエゴからスタートした。3月11日(木)はオレゴン州ポートランドのローズ・ガーデン・アリーナでコンサートが行われる。
T. Kimura







