ジミ―・イート・ワールド、自らの手で成功をつかむ

2002.08.14 00:00

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『Bleed American』がプラチナ・アルバムとなり、シングルの「The Middle」や「Sweetness」が2枚同時にヒットしていることを考えると、Jimmy Eat Worldが’99年に前作『Clarity』をリリースした後、Capitol Recordsを追い出されたとは信じがたい。

しかし、これはJimmy Eat Worldの身に起きた事実であり、一方でひょっとしたら今までで一番の好機となったのだ。こうした状況の下、グループは何であれレーベルからの干渉などを全く気にすることなく、『Bleed American』のトラックを作り、レコーディングした。Jimmy Eat Worldのフロントマン、Jim Adkinsは、アルバムはバンド独自の感性で作られたものなので、この成功は本当にうれしいと語る。

「俺たち自身、とてもいいレコードを作れたと実感しているし、このレコードは一般にも最も認められてるみたいだ。それにしてもおかしなもんだよね。レーベルやラジオ・プログラマーの要望やら好みをっていう枠を取り去ってすぐ、このレコードができたんだ。笑っちゃうよ」と彼はいう。

Jimmy Eat Worldは今週末の8月15日にヨーロッパに渡る。その後アメリカに戻り、9月にさらにライヴを行なう。

Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com