ナイン・インチ・ネイルズのライヴCDとビデオ発売が’02年1月に延期
当初、11月4日に予定されていたNine Inch Nailsの『Nine Inch Nails Live: And All That Could Have Been』のリリースが、来年の1月22日に延期となった。同タイトルはCD、DVD、VHSで発売される。
リリース日の変更はDVDのマスタリング過程で製作が遅れたためで、このプロジェクトには1年以上かかっている。NINのリーダーTrent Reznorは、プロジェクトの大幅な遅れは作品のインディペンデントな性質にあるとLAUNCHに語る。
「すべてのフィルムとミニDVを自分たちで編集して、サラウンドのミキシングのやり方を学び、サラウンド・スタジオをセットアップしたんだ。だから時間がかかってしまって、あまり効率的な状態ではなかったけど、その過程からは多くを学んだ。それに、ホームメイド的な良質感があって、おもしろいと思う。この作業をフィルム会社に任せていたら、それらは得られなかっただろう」
ReznorはビデオとCDのトラックリストは同じだが、それぞれ違った曲のヴァージョンをフィーチャーしていると言う。
「オリジナルアイデアのDVDには鮮明に訴えかけるものがある。ビデオ映像とサラウンド・オーディオなんだ。それをCDのフォーマットでリリースすることにした。映像だけ抜いたオーディオ版で、“これはDVDの音だけど、映像がないのは仕方がないと思ってください”って感じでさ。けど、オーディオよりビジュアルを優先させるミックスとは逆に、CD用のミックスにしたからうまく仕上がってるよ」
同コレクションはNine Inch Nailsの前回のツアー、Fragility v2.0を収録し、“The Wretched”“Head Like A Hole”“Wish”“Closer”“Starf–kers Inc.”他がフィーチャーされている。
Darren Davis, New York LAUNCH.com







