【4週連続特別企画】BLUEGOATS、“曲の想いを漫画で表す”第2弾「FOREVER YOUNG」

「青春パンクアイドル」の名の下に、横浜アリーナを満員にする目標を掲げるBLUEGOATS(ブルーゴーツ)。
「今を生きるということが一生青春」「あなたと私でBLUEGOATS」をコンセプトに、ファンと一体となった熱いライブパフォーマンスを魅せる彼女たちだが、メンバーのダイナマイト・マリンが作詞を通じて楽曲に込めた思いをマンガに昇華させ、4周連続でX(旧Twitter)で発表している。


これまでもマンガを定期的にSNSにアップし続け、応援し続けてくれたファンのことを描いた「ずっと支えてくれていたあの人へ」は“万バズ”するなど、徐々に注目を集めるようになってきたダイナマイト・マリン。
「BLUEGOATSの曲はいま60曲以上あるんですけど、今までひとつひとつ曲の話をする機会ってあまり多くなくて。もっと曲に対する思いとか、こういう気持ちで歌詞を書いてるっていうのを、いろいろな人に知ってもらいたいなって思ったんです」
第2週の今回はアップテンポなメロディーが特徴的な「FOREVER YOUNG」を題材にしている。「自分がこの人生を選んだことを後悔しない」と強い思いを歌う楽曲だ。
楽曲の歌詞について解説してもらった。
「FOREVER YOUNGは、初めて自分のことではなくて、グループという目線で歌詞を書いた曲なんです」
ダイナマイト・マリンの作詞のスタイルは、基本的に「自分の経験」をベースにしたものだという。だが、「FOREVER YOUNG」は違う。これには、「曲を書いた時期」が大きく関係している。
「FOREVER YOUNGの歌詞を書いたのは、ちょうどデビュー3周年のワンマンライブの時期でした。ライブの会場は下北沢WAVERです」
BLUEGOATSは2021年11月に結成し、東京・下北沢のライブハウスでデビューライブを行った。それ以来、「3年で横浜アリーナの舞台に立つ」ことを目標に掲げ続けてきた。しかし、目標には届かず、デビューから3年の節目に立っていたのは、同じ下北沢だった。
「私はすごく負けず嫌いなので、ステージに立ったらすごく悔しいのかなと思ったんですけど、なぜか不思議とあまり悔しくなくて。本当に、3年前と見えてる景色とか、お客さんの顔が全く違って。そのときに、3年経って同じ下北沢に戻ってきて、『私たちってまだやれるんだ!』って強く思ったんです」

ダイナマイト・マリンによると、デビュー3年に至るまで、BLUEGOATSは「ライブにしてもYouTubeにしても、迷っていろいろなことを試している時期が長かった」という。
「周りの友達を見ると結婚をしている子がいたり、親にも『もう若くないんだし』みたいなことを言われたりして。でも、自分たちが信じていれば、自信を持ってやっていれば、年齢とか環境は関係ないんだなって。『やめられない理由がここにあって』っていうフレーズは、やっぱりお客さんの顔を見てると、『自分もここで負けてられない』って思って書いたんです」
アイドル活動には“アンチ”がつきもの。YouTubeでも、アンチによる誹謗中傷コメントがくることもあるという。
「でも、それがあったから、そういう言葉を浴びてきたからこそ、いまも『負けたくない』っていう気持ちで歌えています」
「迷い続けた日々がいつか君に未来を教えてくれるさ」
「笑われるくらいの毎日でもどこまでも続け 終わらない歌を」
リスナーを、また自分自身を鼓舞するような力強い歌詞が散りばめられている。
「自分がアイドルを選んだことを本物にしたい。本物にするために歌い続けるし、自分のことを信じてくれたファンの人の目も本物だったんだっていうことを、自分が結果を出して証明したい」
メンバーのソンソナも、ダイナマイト・マリンのそんな思いを歌詞から感じ取っている。

「この曲の歌詞は『私のことを言ってるな』って思います。自分もこの中に入ってるっていうか。『この歌詞の中に私が入ってる』って明確に思いますね」
ソンソナが言葉を継ぐ。
「メンバー同士でも違う経験をしているし、全てを共有してきているわけではないんですが、やっぱり4人で進んできた日々があるので。たぶん、マリンちゃんがこのときの思いを書いているんだろうなっていうのはなんとなく分かる。グループのことを書いた歌詞として、全力でライブで伝えたいです」
ダイナマイト・マリンがマンガに描いたのも、同じ気持ちだ。




ソンソナは、ダイナマイト・マリンのマンガの魅力について、こう指摘する。
「マリンちゃんのマンガって、人の気づかないところに気づいてるというか、人が心の中で思ってるけど、あえてわざわざ言葉にしないような、そういうところに注目するっていう着眼点があって、そこが面白いんです」
ファンやメンバーの微妙な心の移ろいや、見過ごしてしまいそうな一瞬を切り取り、味のある絵と言葉で表現しているという。
「マリンちゃんはたぶん、言葉にするのが少し苦手なところがあって。思ってることはたくさんあるのに、言葉にすると少なくなっちゃうっていうか。でも、マンガを読むと、マリンちゃんの気持ちが全部じゃないかもしれないですけれど、すごく分かりやすくなっているんです」

メンバーの絵も特徴を捉えていて、「絵を見ただけで『〇〇ちゃんだ』ってすぐ分かる」という。
「マリンちゃんだけができるBLUEGOATSの伝え方だと思います」
6月8日には、下北沢club251で記念イベント<MANGA×LIVE>が開かれる。
当日は《もう一度、もう一度》と訴えかける「FOREVER YOUNG」のフレーズのように「ファンの人にも『自分はまだやれるんだ』っていう強い気持ちで、一緒に歌えたらうれしいです」とダイナマイト・マリンは話す。
ソンソナも「何度でも青春って始められるっていう思いを、ライブで一緒に感じたい」と意気込んでいる。


写真◎すずき大すけ
漫画発売記念イベント<MANGA×LIVE>
2025年6月8日(日)下北沢club251
OPEN/START 17:30/18:00
前売500円/当日券1,000円/各+1D
https://t-dv.com/MANGALIVE0608
一般先着:5/5(月)21:00-6/7(土)23:59
<BLUEGOATS LIVE TOUR>
2025年6月22日(日)東京・新宿Marble
①OPEN/START 12:30/13:00
②OPEN/START 18:30/19:00
2025年7月12日(土)愛知・RAD HALL
OPEN/START 16:00/16:30
2025年7月26日(土)大阪・福島2nd LINE
OPEN/START 18:00/18:30
2025年8月18日(月)東京・渋谷WWW (ツアーファイナル)
OPEN/START 18:00/19:00
チケット詳細はオフィシャルサイト・SNSにて
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